転居先での“ルール”に絶句… じつは新生活で2人に1人が困ってしまう「盲点」

引越し前にここまでは確認していなかった…。多くの人が新居で困っている問題。

段ボールゴミ

この春から新生活が始まり、近々引っ越しを予定している人もいるでしょう。

周辺にどんなお店や施設があるのかも大切ですが、とくにシフトが不規則になる職業のかたの場合は、事前に要チェックすべきポイントがあります。


■引越し先で2人に1人「ゴミ出し」に困惑

fumumu編集部が全国の10代~60代の引っ越し経験者の男女734名を対象に「引越し先で困ったこと」について意識調査を行なったところ、全体で49.1%の人が「引っ越し先でゴミの出しかたが分からず困った経験がある」と回答。

引越し先でゴミ捨てに困った人の割合

男女別にみると、男性48.1%、女性は50.0%でした。


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■夜勤などで深刻な問題にも

自治体によってはゴミの分別に大きな違いがあり、引越し元の地域では「燃えるゴミ」として出せていたものが、引っ越し先では細かく分別しなければならない…といった場合も。

分別の仕方は次第に慣れていくと思われますが、深刻なのが「ゴミを出して良い時間帯が限られている」場合。

インターネット上では、細かい分別や厳しいゴミ出しルールに驚く声や、「夜勤とかでゴミの日に出せない日々が続いた結果、キッチンの窓が紙パックで埋まりました」「夜勤でゴミが出せない苦しみをわかってくれるお方はおらんやろか…」「永遠に水曜日夜勤で燃えないゴミが出せない」といった声が日々つぶやかれています。


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■資源回収日を確認せず、たまる段ボール

編集部が話を聞いた30代会社員の女性は、「以前住んでいた場所は資源回収が毎週火曜日にあって、週に1回段ボールが出せました」と回顧。

同じ市内での引っ越しのため、ゴミ収集の曜日が変わるだけだと思ったそうですが「引越し先では資源回収が月2回で、そのうち1日は出社日の兼ね合いで時間内に出すことが難しく、実質月1回に…」と驚いたそう。

「資源回収のことまで引越し前に確認していなかった」ため、仕事との兼ね合いもあり「半年近く、一部屋が資源ごみの待避所と化していました(苦笑)」と振り返っていました。

ごみの分別はもちろんのこと、引越し先のゴミ出しのルールも事前に確認しておくと安心ですね。


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■執筆者プロフィール

衣笠あい:神奈川県出身。ニュースサイト『Sirabee』編集部のサブデスクを経て、2022年7月よりfumumu副編集長に。不器用でズボラな自分の生活を支えてくれる、簡単でおいしいレシピや、便利グッズの情報にも常にアンテナを張っています。

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(文/fumumu編集部・衣笠 あい
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年2月20日~2024年2月21日 調査対象:全国10代~60代の引っ越しをしたことがある男女734名

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