移籍後初ホームランを放った大谷選手に… 米メディアが「原点の岩手」を語る理由
オープン戦にて初ホームランを放った大谷選手に、地元メディアの番記者は岩手時代を語り…。
日本時間の28日、移籍後初のオープン戦にて初ホームランを放った米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手。
地元メディア「ドジャース・ネーション」では、番記者を務めるダグ・マケイン氏がその原点について語り、注目を集めています。
【動画】Dodgers Nation「大谷選手について語る番記者ダグ・マケイン氏」
■番記者が原点となるエピソードを切り出し…
話題となっているのは、28日に同メディアのX(旧・ツイッター)公式アカウントにて紹介された、マケイン氏のインタビュー映像。
デビュー戦となったホワイトソックス戦にて、早速2ランホームランを放った大谷選手について、マケイン氏は「彼が中学生の頃、野球チームが日本の胆沢(いさわ)川沿いで試合をしていたときの話だ」と原点にまつわる岩手時代のエピソードを切り出します。
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■「そのおかげで逆方向へのヒットを覚えた」
「その川は右翼を超えたところにあった。彼はプルヒッターとしてホームランをたくさん打った」「チームメイトやコーチは『大谷、野球のボールは高額なんだ』と言ったんだ。そのおかげで彼は逆方向へのヒットを覚えた」と語るマケイン氏。
「だからこそ彼は特別な打者なのです。彼はあらゆる方向へ打つ力を持っている。それを今日見ることができたんだ、インサイドの球でも彼はそれをやった。左翼の壁を超えるんだ」と“逆方向の一撃”を見せた大谷選手のホームランを称賛。
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■ロバーツ監督もインタビューにて「期待に応えた」
マケイン氏は「大谷のようなことができる選手はこのスポーツにはあまりいない」「だから、彼の初試合でそれを見たのは本当にとんでもないことだと思った」と続け「言うなれば、大谷は“見せる男”だ」と語りました。
大谷選手の活躍については、マケイン氏のほか試合後のインタビューにて、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が「彼は期待に応えた。人々が望むものを与えたんだ」と回答したことも話題に。
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■「サラッと言ってくれてるのすごい」の声
ファンからは「この逸話がアメリカでも…」「胆沢川って岩手の川の名前をサラッと言ってくれてるのすごい」といった声が。
そのほか「そう、田舎のリトルリーグにしてはボールが高価だったから、彼の両親は毎回川までボールを拾いに行かなればならなかった」のほか、マケイン氏の知識に「よく彼の故郷の川の名前をあんなに正確に言えたものだね」といった驚きの声も寄せられています。
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