谷原章介、東名あおり運転被告の暴言に憤り 「司法を恫喝している…」

あおり運転を繰り返した末に一家4人を死傷させた事件の裁判で、被告が「オレが出るまで待っとけよ」と暴言を吐く。

谷原章介

27日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、7年前に東名高速道路であおり運転の末に家族4人を死傷させた被告の差し戻し後の裁判が行われたことを報道。

懲役18年の判決を言い渡された被告は裁判長等に向かって暴言を吐いたとのことで、司会の谷原章介さんは卑劣な行為に憤りを滲ませました。



■東名あおり運転で懲役18年の判決

2017年、神奈川県内の東名高速道路で、あおり運転を繰り返した男が一家4人が乗るワゴン車を無理やり停車させたことで、進路を塞がれたワゴン車が後続のトラックに追突されて家族4人が死傷しました。

ワゴン車に乗っていた家族の父親と母親が死亡し、娘2人も怪我をした上記の事件。東京高裁は、被告の危険運転によって事故がおきたとして「危険運転致死傷」の罪を認め、一審に続き被告に懲役18年の判決を言い渡しました。



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■「オレが出るまで待っとけよ」と恫喝

同番組によると、被告は退廷の際、裁判長等に向かって「オレが出るまで待っとけよ」という暴言を口にしたそう。

裁判では、被告があおり運転を繰り返した末にワゴン車の前に停車して進路を塞いだことで、後続トラックの追突につながり、痛ましい事故を招いたことが明らかに。そんな経緯があるだけに、被告のまさかの発言に法定内にいる人達は一様に驚いていたということです。



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■谷原「反省の色を感じません」

谷原さんは「『オレが出るまで待っとけよ』という司法を恫喝する言葉、まったく反省の色を感じませんし、なんでしょう『尊い命を奪ってしまった重大な結果を招いた』という自覚はあるのかと思うんですけれどね…」と、憤りの言葉も。

同局の小室瑛莉子アナウンサーも「本当ですね。まったくこの言葉に反省の色を感じられない。この判決でいいのか、というふうにもまた思ってしまいますけれど…」と、怒りの心境を吐露しています。



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■「恫喝している場合じゃない」と苦言

谷原さんは、判決としては危険運転致傷の中で重いものではないかと考察しながらも、「それ以前にも遺族の気持ち、残された娘さんたちの気持ちを考えると本当に許せないですし…」と強い口調で苦言も。

続けて、「まずは事故を起こしてしまったことに向き合って遺族にきちんと謝罪する気持ちを持ってほしい。司法を恫喝している場合じゃないと僕は思います」と私見をのべています。

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(文/fumumu編集部・星子

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