確定申告にも登場する『出納』って何と読む? これは内容も理解しておきたい…

確定申告に登場する「現金出納帳」。あなたは『出納』を正しく読めますか?

出納

確定申告にも登場する「出納」という言葉。令和5年分(2023年分)の申請は2月16日から始まりましたが、あなたは正しく読むことができますか?


■「出納」って何と読む?

fumumu編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「出納」の読みかたに関する意識調査を行なったところ、「しゅつのう」と読むと答えた人が全体で7.5%。続いて、「しゅっとう」と読むと思うと回答した人が4.6%でした。


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■正しくは「すいとう」

なお、「出納」の正しい読みかたは「すいとう」。

「出納」を正しく読める人の割合

編集部の調査では全体で87.8%の人が正しい読みかたを回答していました。


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■「出納」の意味は…

「出納」の意味について、デジタル大辞泉(小学館)で調べてみると、以下のように記載されています。

金銭や物品を出し入れすること。支出と収納。
例:現金を出納する。出納帳

また、実用日本語表現辞典によると、「この言葉が使われ出した当初は、『しゅつのう』と読まれていたが、現代では『すいとう』という読み方が一般的になった」とのこと。また「『出納』と書いて、『しゅつのう』と読む場合もある。この場合、『すいとう』と『しゅつのう』とでは言葉が持つ意味は異なるため、注意が必要」と記されています。

ちなみに「しゅつのう」と読む場合は、「平安時代、蔵人所(くろうどどころ)・有力公家などで、雑事をつかさどり、雑具の出し入れに当たった職」という意味にもなります。


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■青色申告に必要な「現金出納帳」

金銭や物品を出し入れすることを意味する「出納」ですが、青色申告で確定申告をする場合には、「現金出納帳(金銭出納帳)」を作成する義務があります。

現金出納帳は、現金の入出金を記録する帳簿のこと。日々の現金の出入りと帳簿の残高が一致しているか確認するための帳簿なため、現金を管理するうえで非常に重要なものとなります。

令和5年分(2023年分)の確定申告の申請期限は3月15日まで。ギリギリになって慌ててしまわないようにしましょう!


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■執筆者プロフィール

丸井ねこ:お笑い好きな大阪出身のアラサー女性ライター。
おいしいものに目がなくグルメ記事をよく書いています。YouTubeでレシピ検索をするのが日課。趣味のカメラでご飯の写真を撮るのも好きです。

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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年2月20日~2024年2月21日 調査対象:全国10代~60代の男女800名

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