共同購入した宝くじが高額当選! 賞金も割り勘のはずが…「友人失った」

高額当選でテンションぶち上げ!のはずが、長年の友人を失う羽目に。

金持ち

仲の良い友達と宝くじを共同購入し、高額当選を果たす…。そんな夢のような話が現実になった場合、読者の皆様なら賞金をどのように分配しますか?

近日「高額当選が原因で友人を失った」という書き込みが台湾のFacebookコミュニティーに投稿され、大きな話題を呼んでいます。



■ワクワク共同購入

騒ぎの発端は、流行りのスクラッチやロトについて語り合うコミュニティに「今すぐこのくじを破り捨てたい」というコメントと、約470万円を超える高額当選を果たしたくじの写真がアップされたことからでした。

投稿主であるAさん曰く、このくじは春節休みの直前に友人と「運試しに買ってみよう!」と盛り上がった際に購入したもの。連休前に浮かれていたこともあり1枚2000元(約9400円。台湾では様々な価格帯のスクラッチがあり、値段が高ければ高いほど当選した時の金額が大きい)のくじを買うことなったそうです。

当時あまり現金を持ち合わせていなかったAさんは「残りの700元は後で返すね」という約束のもと300元を出し、残りの1700元を友人が支払ったと説明しています。



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■「当たるわけない」と思っていたが…

お店からスクラッチを受け取り、ワクワクしながら削った二人。コインを滑らせる最中「当たるかな?」「当たらなくても一人1000元(約4700円)の負けな訳だし、そんな大したことじゃないから大丈夫さ」なんて会話もあったそうです。

「まあ、そんな簡単に当たるわけないよな」どちらもそう思った瞬間の出来事でした。なんと、100万元(約470万円)当選してるじゃありませんか。

Aさんはこの時「とりあえず友人に700元を返し、賞金は50万元ずつ分ける」という気持ちを抱いていましたが、友人は違いました。



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■高額当選で消え去る友情

100万元が約束されたくじを前に、なんと友人は「俺は2000元中1700元も出したのだから、このスクラッチは俺のものにする権利がある。なんならお前にもらった300元は今ここで返すよ」と宣言。

Aさんが「そんなの納得いかない。最初に割り勘なって言ったじゃないか」と反発したところ、その場では「わかったよ」と理解を示されたました。しかし、後日賞金の10分の1である10万元(約47万円)を差し出し「これでこの話はおしまい」と言わんばかりの態度を友人はとっていたのだそうです。

一連の出来事に対し、Aさんは「このスクラッチが当たる前は、毎年お正月にも会って遊ぶぐらい仲が良い友達だったんだ。合同でスクラッチを買ったのもこれがはじめてじゃない。でもたった1回の高額当選で全てが壊れてしまった。あの日、あの場所でくじを買わなきゃよかった、今はそうとしか思えない」とコメント。

ネットからは「悲しいけど、その程度の友人だったんだと諦めるしかないよ…」「300元で人の醜さを知ったと思えば安い」「元気出して。クズと縁が切れたと考えるのはどうかな?」等、励ましの声が続出しています。

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(文/fumumu編集部・鳳 あゆ子

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