他人を優先して、自分のことは後回し。自己犠牲の姿勢が善意から作られるものだとしても、長く続けているといつか限界がくるかもしれません。
今回は、自分を大切にできない人の特徴と、自己犠牲をストップするためのヒントをご紹介します。
①断る=嫌われるではない
「人の頼みを断れずに、結果的に自分の気力や時間を削っている人は多そうですよね。人をサポートできるのは長所だけど、自分に無理をさせて人に尽くす必要はないと思います。
頼み事を引き受けたくないなら、サラッと断っていいんですよ。『頼み事を断って、相手に嫌われるのが怖い』と思っているのかもしれないけど…。頼み事を断ることと、人に嫌われることはイコールではないです。
むしろ嫌々引き受けて態度が悪くなったり、頼み事を完遂できないほうが、相手をイライラさせるんじゃないでしょうか。断る行為は、自分の時間やエネルギーを守るための重要な行動だと思います」(20代・女性)
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②決定権を渡さない
「自分を大切にするためには、自分の人生における決定権を他人に渡さないことが重要だと思います。
他人の期待や要求に応えるために、自分の意見や希望を犠牲にしていると、自分のことがどんどん嫌いになってしまう気がします。『恋人が言うから仕事をセーブする』とか、『親が言うから趣味を諦める』とか。
周りがなにを言っても、あくまで参考程度にしたほうがいいです。他人の要望に応えて生きていると、人生に不満を感じたときも、自分で不満を解消できずに他人に頼るばかりになりますよ」(30代・女性)
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③健康的な生活をする
「単純に、健康的な生活習慣を築くことも大切なんじゃないでしょうか。自己犠牲が癖になっている人って、自分の体も雑に扱うことが多い気がして。
自分の食事を後回しにするとか、体の不調を無視するとか、睡眠時間を削って他人に尽くすとか。十分な睡眠を取る・バランスの取れた食事を心がける・適度な運動を行う。
そういう健康につながることを無視しているうちは、自分を大切にはできない気がします」(20代・女性)
他人に尽くすのは悪いことではありませんが、自分の心身を犠牲にすることは、必ずしも美徳とは言えませんよね。
すぐに行動を変えられなくても、自分を大切にする意識を持つことで、生活にいい変化が生まれるかもしれません。
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(文/fumumu編集部・nana)