コロナ禍を経て、今や無くてはならないものとなったフードデリバリーサービス。日本に限らず世界各国では今日も多くの人々がデリバリー業に勤しんでいます。
しかし「配達が最悪だった!」「ヤバい客がいた!」など客側・配達側双方から様々な意見があがり、SNSを騒がせることも珍しくありません。
近日、マレーシアのフードデリバリーサービスで働く配達員が「とんでもない客に出会った」とネット上に投稿。現地のネットニュースに取り上げられ、話題を呼んでいます。
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■ソースが無くて激怒
現地のネットメディア『mStar』によると、配達員の男性はこの日、いつものように品物を無事に届けた後一息ついていたのだそう。
ふとスマホを見たところ、画面には先ほど配達を完了したユーザーから「頼んだものに唐辛子ソースが入ってなかった。一体どういうことだ!」と怒り気味のメッセージが届いていました。
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■「教養がない」暴言を連発
男性は「店が袋詰めしたものを届けただけなので、内容物については自分の理解の範疇ではない」と釈明。ですがユーザーは余程唐辛子ソースを欲していたからか「ふざけんな」「ちゃんと仕事しろよ」「お前の責任だろ!」などの暴言を連投。
挙句の果てに「仕事はちゃんとするべきだ。お前のことは本部に訴えるからな。高い金を出して出前をとったのにソースを入れることすらできないのか」「客への対応がクソすぎる。失礼な配達員だ。本当に教養がない」など男性の人格を否定するような言葉も飛び出したのです。
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■飲食店側のミスなのに…
一連のトラブルに対し、男性は「店側が袋詰めしたものにソースが入ってるかどうかなんてわからない。渡されたものをそのまま届けているだけでこんなに悪口を言われなきゃいけないなんて…少し考えれば店のミスだってわかるでしょ」とコメント。「教養がないと言われる意味が、本当にわからないよ」と振り返りました。
ネットからは「君は悪くない」「いるよねこういう痛客」といった同情の声が多数寄せられたほか「配達員は受け取ったものをお届けしているだけ。品物については店舗に問い合わせればいい」と改めて認識するユーザーも見受けられました。
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(文/fumumu編集部・鳳 あゆ子)