過去の話を持ち出す理由は? 昔を蒸し返す人の深層心理

「またその話?」 過去を蒸し返す人の深層心理と、その対処法とは…。

会話しながらコーヒーを飲む女性

言い合いになるたびに、過去の話を持ち出す恋人・友人・家族。「そんな昔のことを言われても…」と、過去を蒸し返されるたびにウンザリしていませんか?

昔を蒸し返す人の深層心理について、fumumu取材班が詳しい話を聞いてきました。


①まだ納得していない

「たぶん、まだ納得していないんですよ。真摯に謝られていないとか、そもそも怒った理由を相手が理解してくれていないとか。


当時の怒りがそのままの状態で残っていて、消化されていないんだと思います。だからちょっとしたきっかけで怒りが再熱して、当時と同じ熱量で怒ってしまうんでしょうね。


未解決の感情が心に残っているうちは、何度でも過去に気持ちが戻ってしまうと思います。やめてほしいなら、過去の出来事についてしっかり話し合うしかない気がしますよ」(20代・女性)


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②有利な状況を作りたい

「昔の話を引き合いに出す人の中には、自分が有利な状況を作り出すために、過去の出来事を利用するケースがあるんですよね。


現在の事実だけでは押しが足りないから、過去を掘り返して『あのときもそうだった』と相手を責める材料を増やすんです。そういう人は、とにかく相手に負けを認めてほしいんですよ。自分のプライドが許すなら、サラッと謝罪したほうが話がこじれないと思います。


特に職場など、深く交流しない相手ならなおさら。被害者意識が強いタイプを敵に回すと、後が厄介だし。自分が攻撃のターゲットから外れるなら、謝罪くらい私なら安いものです」(30代・女性)


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③今に寄り添ってほしい

「まさに私自身が、過去の話を蒸し返すタイプです。恋人に対してそうなってしまうんですけど、理由は単純で、今に寄り添ってほしいから。


寂しいとか、悲しいとか、そういう感情を持っていることをただ知ってほしいんです。気持ちを蔑ろにされると、つい『前もそうだった』と言ってしまうんですよね。


過去に対して、別に謝罪してくれなくていいんです。ただ、話を聞いたり、理解を示してくれたらいい。今に対しての不安がなければ、過去を蒸し返そうとは思わないです」(20代・女性)


今の不満や寂しさに共感してもらうために、過去を持ち出している場合もあるようです。

「またその話?」とイライラする気持ちもわかりますが、現在の感情に寄り添うことで、相手との距離を縮めることができるのかもしれません。

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(文/fumumu編集部・nana

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