「きずなす」ではない! 約3割が間違えた「絆す」ってなんと読む?

「絆す」ってなんと読むか分かりますか? 意外と間違えやすいので注意です。

絆す

「絆」という漢字は音読みで「ハン」「バン」、訓読みで「きずな」と読みますが、送り仮名が「す」の「絆す」の場合はなんと読むかわかりますか?


■「絆す」って何と読む?

fumumu編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「絆す」の読みかたに関する意識調査を行なったところ、「きざす」と読むと答えた人が全体で15.2%。続いて、「ゆるす」と読むと思うと回答した人が12.5%でした。

ちなみに、「きざす」を漢字で書くと「兆す」「萌す」となり、「草木が芽を出す。芽生える」「 物事が起ころうとしている気配がある。心の中にある感情や考えなどが生まれる」といった意味です。

また、「ゆるす」を漢字で書くと「許す」「赦す」「容す」「免す」「聴す」など様々な漢字があります。


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■正しくは「ほだす」

なお、「絆す」の正しい読みかたは「ほだす」。編集部の調査では全体で72.2%の人が正しい読みかたを回答していました。

「絆す」を正しく 読める人の割合

ちなみに、送り仮名が「ぐ」の場合は「絆ぐ(つなぐ)」と読みます。


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■「絆す」の意味は2つ

「絆す」の意味について、デジタル大辞泉(小学館)で調べてみると、以下のように記載されています。

① つなぎとめる

②自由を束縛する


②ように、物理的に相手に制限を加えて行動の自由を奪うという意味もありますが、大抵は①のように、情に訴えて相手を引きつけ、相手をつなぎとめるという意味で使われることのほうが多いです。


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■一般的な使いかた「絆される」

「絆す」はあまり耳馴染みがないかもしれませんが、「絆される」と受動形にすると、耳にしたことがある人も多くなるのではないでしょうか。

「情に引きつけられて、心や行動の自由が縛られる」という意味で、「けなげな気持ちに絆される」といった使いかたができます。

知らなかった人はこれを機に覚え、知っていた人はさらに意味の理解を深め、積極的に使用できるようになるといいですね!


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■執筆者プロフィール

丸井ねこ:お笑い好きな大阪出身のアラサー女性ライター。
おいしいものに目がなくグルメ記事をよく書いています。YouTubeでレシピ検索をするのが日課。趣味のカメラでご飯の写真を撮るのも好きです。

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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年1月15日~2024年1月16日 調査対象:全国10代~60代の男女800名

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