「仕事が嫌。でも、やりたいこともない」　心を軽くする3つのヒント

「まずは、仕事に対する不満やストレスの原因を探ることが大切だと思います。どんなことに不満を感じているのか、それがわからないと改善のしようがないから。

仕事内容や職場環境、人間関係や通勤時間、給料や評価軸。人によって、どこを重視するか違いますよね。私の場合は、給料はそこまで多くなくていいけど、通勤時間は絶対に15分以内がいいんです。

働く選択肢は少なくなるけど、朝にゆっくりできることがなにより大切なんですよね。今の職場は通勤時間の希望をクリアしているので、なにか嫌なことがあってもだいたい『まぁいいか』で済ませられます。自分の譲れない部分はどこか、一度ゆっくり考えてみるといいですよ」（20代・女性）

「仕事に対する理想や期待が高すぎると、どの職場で働いても満足できないんじゃないかな。人間関係がよくて給料も高くて休みも多くて…って、誰でも理想はあるだろうけど。

すべてを完璧にクリアするのは難しいから。今はネットで楽しそうに働いている人の姿が簡単に見えるけど、結局のところ見えているのは一部分だけ。どんな人でも、なにかしら仕事に不満を持っているものだと思います。

人生って、仕事がすべてではないし。人生の幸福度をすべて仕事でまかなおうとすると、ハードルが上がってしまうのかもしれないですね」（20代・女性）

「学生時代に海外留学したことがあるんですけど、そこで見た光景が今でも忘れられないです。仕事はもちろんするけど、私が関わった人はみんなプライベートがなにより大切！　って感じで。

恋人とのデート、家族との休日、友達との遊び。そういうものがあるから、仕事にハリが出て生活が楽しくなるのかも…と思いました。

日本人の真面目なところは長所だけど、仕事にだけ意識を向けると、仕事に不満が出たときに一気に苦しくなってしまうんじゃないでしょうか。自分の趣味や興味を見つけることで、心にエネルギーを与えられるんじゃないかなーと思います」（20代・女性）