博多大吉、親の安定志向に苦慮した過去を告白 「言ってくるのがほぼ無職の父」
番組で子供の教育に熱が入りすぎて親が子供を追い詰めてしまうケースを紹介し博多大吉さんは自身の経験を告白。
22日、朝の情報番組『あさイチ』(NHK)では、「人には言えないハナシ 教育やりすぎ!?」という特集を放送。
中学受験などで親が白熱しすぎて子供を追い込んでしまうなどの失敗エピソードを紹介し、博多華丸・大吉の2人も自身の過去を振り返りつつ持論をのべていました。
■塾を休ませたらやる気が出たケースも
ゲストの野々村友紀子さんは、娘の中学受験を経験し「子供のため」と思って厳しくしてしまった過去を告白。
娘が「塾に行きたくない」と言った時に「辞めたらアウトじゃないか」と行かせてしまったこと後悔して、その後は塾を休ませたところ自分から「行く」と言い始めたエピソードを披露。
「ほっとくっていうのもありなんや」と察したそうで、専門家は「人生って本当はやり直しが何回でもきくはず」「アウトだと思っているのは親の方」と、長期的な視野をもつことを勧めています。
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■大吉の父親は安定志向の無職?
博多大吉さんは「僕は(親が)決めつける系かなやっぱり。とにかく大学にどこでもいいから入って安心するところに行け、と言われた」と回想。
博多華丸さんは「夢のないことを言われていたね。とにかく安定しなさいって言われていたから、吉本入る時はやっぱり…」と、相方が吉本入りを反対されていたことを暴露。
大吉さんは「話がややこしくなるけど、これを言ってくるのが、ほぼ無職の父親やったから、なにをおっしゃっているんだろうなと」と不満を口にしていました。
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■志望校合格後に不安定になる例も
大吉さんのぼやきに、華丸さんは「だからこそやろうね」と「自分の苦労を息子にさせたくない」という親心を代弁。
しかし子供の脳と発育について研究する専門家である小児科の医師は、受験合格を「子供のため」と目標設定する親に警鐘も。
志望校に合格した後にリストカットをするようになった例なども紹介し、親が押し付けることをせず「意思決定力を育んでから、目標設定を自分でさせる」ことが大事だと訴えています。
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■親の幸せのために子供を利用?
さらに、「自分のようになってほしくない」と子供に勉強させようとする親に姿勢にも疑問視。
「私みたいになってほしくない」と思うのならば親自身が「なりたかった自分」になるために努力するべきとのことで、「親自身が幸せであるという姿を子供に見せることが最大の教育」だと強調。
「親が幸せになる感覚を味わうために子供を利用しないでほしい」と話しており、スタジオメンバーからも共感の声があがっています。
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(文/fumumu編集部・星子)