会話の中でネガティブ発言を連発されると、聞く側としては疲れてしまいますよね。暗い言葉や態度にウンザリしたとき、どのように対処すればその場を乗り切れるのでしょうか?
fumumu取材班が、負のオーラに巻き込まれないコツを聞いてきました。
①慰め役にならない
「他人の悩みや不満を聞くのって、こちらとしても気力が必要なんですよね。自分が疲れているときに、他人の苦労話を長々と聞いていられないじゃないですか。
普段周りをフォローしているとしても、余裕がないときに慰め役はしなくていいと思いますよ。無償のケア要員として周りに認定されてしまうと、後々自分が苦労するでしょうし。
共感性が高いと、相手の感情に同調して疲れてしまうから。会話を流せないなら、ハッキリと『今は聞く余裕ないからごめんね』と伝えるのもありだと思います」(20代・女性)
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②不幸合戦をしない
「相手のネガティブ思考につられて、自分の不幸話を始めるのはやめたほうがいいんじゃないでしょうか。
ネガティブ思考のふたりが合わさっても、その場がどんどん暗くなるだけだと思います。答えのない悩みにどっぷり浸かっても、気持ちは明るくならないですよね。
不幸合戦みたいになっても、物事はいい方向に進まないから。相手の不幸に流されずに、自分の幸福に目を向けることが大切だと思います」(20代・女性)
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③「そうなんだ」でスルー
「会うたびに愚痴や苦労話をする知人がいるけど、もうこちらは真面目に聞いていません。聞き役に徹すると、どんどん話が長くなりますから。
ああいう人って、こちらのアドバイスを求めているわけでも、改善策を探したいわけでもないんです。ただ自分の愚痴を聞いてほしいだけなので、付き合う余裕がないなら『そうなんだ』でスルーでOK!
簡潔な返答を繰り返すうちに、相手もつまらないのか会話を終わらせてくれますよ」(20代・女性)
愚痴や不満を聞くだけでも、体力や気力を使います。
心の余裕がないときは慰め役から降りて、自分の元気を守ってくださいね。
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(文/fumumu編集部・nana)