悲しいときにも嬉しいときにも、涙が流れてくることがあります。しかし以前と比べて、今の自分はあまり泣いていないと感じている人も多くいるようです。
■約6割、最近はあまり泣いていない
fumumu編集部では全国10〜60代の男女977名を対象に、最近はあまり泣いていない気がするか、調査を実施しました。
その結果、「泣いていない気がする」と答えた人は、全体で63.5%。
fumumu取材班は女性たちに、あまり泣かなくなったと思う理由について聞きました。
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①少しは強くなった
「新入社員の頃はちょっとしたことで、すぐに泣いていました。慣れない環境の中で、戸惑うことも多かったのでしょう。しかし今はほとんど泣かなくなり、平穏に仕事をこなしています。
ようやく仕事にも慣れて、社会に揉まれたことによりメンタルが強くなったのもあるでしょう。ときにはトラブルに巻き込まれることもありますが、泣かずに対応できています。
周囲の人にも『責任感が出てきた』と言われたのが嬉しく、さらに頑張ろうと思っているんです」(20代・女性)
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②周囲に気を使われるので
「涙腺が脆いせいもあり、ちょっとしたことで泣く癖がありました。私からすればそれが自然なことなので放置してくれていてもいいのですが、しかし周囲の人は気を使ってしまいます。
それが申し訳ないと思ってできるだけ泣かないように、意識してみることにしたんです。自然現象なので完全に涙を流さないようになるのは無理ですが、以前よりはあまり泣いていない気がします。
それでも、他の人よりは泣いているほうなのかもしれませんが…」(20代・女性)
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③感動するようなことが減った
「社会人になってからは会社と家を往復する毎日の繰り返しで、あまり感動するようなことが起きることも少なくなっている気がするんです。そのために、私は最近、あまり泣いていません。
悔しいことや悲しいことがあっても人間は泣きますが、私はあまりそちらでは涙が出てこないタイプで…。ゆっくりと感動できる映画などを観る時間があれば、状況は変わってくるのかもしれませんね」(20代・女性)
人前で泣くことを、躊躇してしまう場合が多いのかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)