悩み事などがあったときに、仲のいい人に聞いてもらう人もいるかもしれません。しかし一方で、親しい人であってもあまり本音を見せない人もいるようです。
■約3割、親しい人にも本音を見せず
fumumu編集部では全国10〜60代の男女977名を対象に、「親しい人への対応」に関する意識調査を実施しました。
その結果、「親しい人にもあまり本音を見せない」と答えた人は、全体で35.1%。
fumumu取材班は女性たちに、親しい人にもあまり本音を見せない理由について聞きました。
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①相手に負担をかけたくない
「つらい気持ちになることはありますが、それを周囲の親しい人に伝えないようにしているんです。きっと伝えたほうが、自分の気持ちは楽になるかもしれません。
しかし重い話をして、相手の負担になってしまうのは避けたいんですよね。そのために悩みなども、一人で抱え込んでしまうことが多くて…。
少しくらいであれば、ときには甘えることも必要なのかもしれませんね」(20代・女性)
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②どこかで疑っているところが
「以前に仲良くしていた友達を信頼して、隠し事を打ち明けたことがありました。そのときは熱心に相談に乗ってくれたのですが、しばらくすると話した内容が広まっていたんです。
その友達にしか話していないので、彼女が広めたとすぐにわかりました。あまりにもショックで、それ以来、親しい人にもあまり本音を話さなくなってしまったんです。
心のどこかで、疑う癖がついてしまいました」(20代・女性)
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②楽しい時間を過ごしたい
「仲のいい人とは、できるだけ楽しい時間を過ごしたいと思っています。ときには落ち込むときもありますが、そんな姿はできるだけ見せたくないんです。
友達に愚痴を聞いてもらってストレス発散をするのではなく、楽しく過ごして気がつけば笑顔を取り戻していたって感じが理想だと思っています。
みんなで笑って、嫌なことを吹き飛ばせたら最高に幸せだと考えているんです」(20代・女性)
楽しい時間を過ごしたいと前向きの理由もあれば、相手を疑っているという人もいるようですね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)