ちょっとした会話の中で、こちらをバカにしてくる人。相手に悪気がある・ないに関わらず、バカにされた側としてはイラッとしますよね。
fumumu取材班が、「人をバカにする人」の本音と、上手な接しかたを聞いてきました。
①勝ち負けの意識が強い
「人を下に見た発言をすることで、自分が上に立とうとする人は少なくないですよね。人間関係には、必ず勝ち負けが絡んでいると思っているタイプなのかも。
側から見たら疲れそうな生きかただけど、人の価値観はなかなか変わらないから。『闘争心を捨てられないんだな』『気力がすり減りそう、かわいそうな人だな〜』と思ってスルーしていいと思いますよ。
相手の土俵に乗って、勝ち負けの決着を付けるのもバカらしいじゃないですか。どうせ審判はいないんだから、戦っても誰にも勝敗はわからないですよ」(30代・女性)
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②本当は自信がない
「バカにしたいとは思っていないけど、つい嫌味を言ってしまうことがあります。単純に、自分に自信がないんですよ。『この人のほうが、自分より優れている』と思うと、つい言葉で攻撃したくなってしまうんです。
自分の自信のなさを、強い言葉で隠したくなるんですよね。私みたいな人って、結構多いんじゃないかな。自分と付き合わないと改善できない問題なので、バカにされた側が苦労してフォローしなくていいと思います。
自信のなさで攻撃してしまう情けなさは、自分が一番わかってるし。まずは、人を素直に褒めるところから始めたいな。ひとりになってから嫌味を言ったことを後悔するのは、もうやめたいので…」(20代・女性)
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③失言に気づいていない
「失礼な発言をしていることに、自分で気付いていない人も多いと思います。特に年代が違う人の場合は、培ってきた常識そのものに差がある可能性も高いですよね。
『昔は当たり前に言われていたことが、今は失礼にあたる』という場合も多いし。相手に悪気がなさそうなら、サラッと『その発言は傷つきます』『もうその常識は変わってるみたいですよ』と伝えるのもいいんじゃないでしょうか。
価値観をアップデートできる相手なら、指摘することでその後の言動が変わりそうです。逆ギレしてきたり、伝えても同じような発言を繰り返すなら、なにを言っても無駄かも。私なら心の壁を作って深く関わらないですね」(20代・女性)
傷ついていることを伝えても改善しない場合は、相手に期待しないほうが自分の心を守れるかもしれません。
「いつかひとりになりそうな人だ」と思って、そっと距離を取るのもひとつの方法ですよ。
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(文/fumumu編集部・nana)