博多大吉、義援金の偽サイトに注意喚起 「正しいサイトでやりましょう」

孤立している集落に向かおうとしていたアナウンサーが「たどり着くことができませんでした、そんな大変な状況です」とリポート。

博多大吉

5日、朝の情報番組『あさイチ』(NHK)では、今月1日に発生した能登半島地震について現地からのリポートを放送。

取材班が、交通渋滞や地震に伴い発生する道路の隆起で限界集落にたどり着けなかったことも報じ、博多華丸・大吉の博多大吉さんは「今できる支援」について思いを巡らせています。


■段差で「たどり着くことができません」

現地では地震の翌日から、同局の角谷直也アナウンサーが取材を続けているとのこと。角谷アナは「取材現場に朝向かおうとしていたところ、たどり着くことができませんでした、そんな大変な状況です」と現状を説明。

地震で段差ができてしまい、一部の道路は車が通ることができない状態。角谷アナらは石川県・七尾市で孤立している限界集落に向かおうとして、渋滞回避で迂回したようですが、段差に道を阻まれたとのことです。


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■孤立集落では水と食料が不足

七尾市中島町河内では5世帯およそ10人が孤立しており、能登地方では5つの市町、およそ780人が孤立しているもようです。

取材班は「支援が思うように届いていない」と実感しているそうで、大吉さんは「みなさんがとくにお困りになっているのはどういうことでしょう?」と問いかけ。

角谷アナは「食料と水が、孤立している集落には届いていないと思います。燃料なんかもまだ届いていないですし、停電もしています」と状況を伝えています。


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■大渋滞で物資もなかなか届かず

数多くの地域で断水もしておりトイレに行くことも不自由で、ライフラインもまだ戻っていない現状。道路も通行止めの区間があり、通行をしていても片側一車線は使えず交互に運行している箇所も。

大渋滞をしていて物資もなかなか届かず、行政や警察が「不要不急の車の通行は控えて下さい」と呼びかけたりヘリコプターで輸送したり工夫をしているそうです。

中には「パンが1個しかない、水が500mlしかない」という緊急性のある証言も報告されており、まだまだ予断を許さない状況です。


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■義援金詐欺にも警戒「正しいサイトで」

番組側では、むやみに現地に向かうと交通渋滞をおこしてしまう危険性もあることから「お金をまず支援しましょう」と支援金や義援金の寄付を呼びかけ。

しかし、偽サイトなどで募金を騙り個人情報をだまし取る詐欺も報告されており、「正規のものかどうか」という確認は必須です。

大吉さんは、「なにかしないという気持ちは分かるけど、物資を送ったりしても向こうの受け入れ態勢がないから今できることは支援金と義援金、正しいサイトでやりましょうということですね」と解説しています。


義援金の受付窓口(石川県)

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(文/fumumu編集部・星子

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