「メンタルヘルスの不調を抱えてきた」と告白した俳優ジョナ・ヒル、ブラッド・ピットの絆が見事な『マネーボール』は必見

オーバー40男優「イケオジ」のススメ:ジョナ・ヒル。繊細の裏。

ジョナ・ヒル
(画像はジョナ・ヒルFacebook より)

年を重ねるごとに、ますますかっこよくなるイケてるおじさま、「イケオジ」出演のおすすめ作をご紹介する本企画。

今回は、『スーパーバッド』の公開を記念して、同作で初体験を目論む高校生、セスを演じているジョナ・ヒルです!


画像をもっと見る

■冴えない高校生の夢

ジョナ・ヒル
(画像はジョナ・ヒルFacebook より)

『スーパーバッド』は、もとは2007年にアメリカで公開されるやいなや、初登場1位に輝き、最終興行収入は1億ドルを超えた大ヒットコメディ。

ところが、当時日本では公開にならず、2008年に『スーパーバッド 童貞ウォーズ』のタイトルでDVD発売となった幻の作品です。このタイトル通り、童貞の高校生3人組が、初体験を夢見て奮闘する姿を描いています。


関連記事:今いちばんアツイ“魔女”! メリッサ・マッカーシーのユニークさが光る作品は『ヴィンセントが教えてくれたこと』

■コメディとは裏腹に

ジョナ・ヒル
(画像はジョナ・ヒルFacebook より)

その3人組高校生のうちの1人、セスに扮しているのが、1983年12月20日、アメリカ生まれのジョナ・ヒルです。

同作の大ヒットにより知名度を上げたヒルは、以降、コメディ作品への出演が続き、コメディ俳優としてのイメージを確立していきます。そのためか、「おもしろい人」と思われがちだったようですが、じつは長い間メンタルヘルスの不調を抱えてきたと告白。素顔は繊細な部分が多いのでしょう。


関連記事:顔相鑑定(147):赤楚衛二は甘いマスクの正統派美男子 アゴの形がセクシー

■信頼に応えようとする真摯さ

そんなヒルの繊細な本質が垣間見えるのは、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた『マネーボール』(2011年)。

ジョナ・ヒル
(出典:amazon

本作は、経営危機に陥った野球チームを再建させた実在の人物、ビリー・ビーン(ブラッド・ピット)の活躍を描く作品です。

ビーンが就任している球団のGM(ゼネラルマネージャー)は、選手をスカウトするなど、強いチームを作るための権限を持つ最高責任者といってもいい立場です。従来のGMは、経験や勘に頼っていた部分が多かったそうですが、ビーンが画期的だったのは、データを分析して、つまりは数字を使った方法で戦略を立てたことだとされています。

その統計学的な方法を使っていたのが、ヒル演じるピーター・ブランド。知り合ったばかりのブランドを全面的に信頼するビーンと、それに応えようとするブランドの姿は、これから歴史が変わる予感に満ち、わくわくすること間違いありません。

・合わせて読みたい→顔相鑑定(147):赤楚衛二は甘いマスクの正統派美男子 アゴの形がセクシー

(文/fumumu編集部・尾藤 もあ

Amazonタイムセール&キャンペーンはこちらからチェック!

この記事の画像(4枚)