『紅白』失敗に終わった“けん玉ギネス挑戦”に… 「苦しい」「エンタメじゃなくなる」の声も

紅白歌合戦で“けん玉世界記録への道”を実施。その結果やネットの声に廃止を求める声も。

けん玉

大晦日放送の『第74回NHK紅白歌合戦』では、「けん玉世界記録への道」でギネス新記録に挑戦。

直後は成功とされていたものの、失敗であったことが伝えられました。ネット上では失敗を責めるような言葉もあり「もうやめよう」との声もあがっています。



■7回目の挑戦

演歌歌手の三山ひろしさんが歌唱中に多くの参加者がけん玉を披露。ギネス新記録を挑戦する企画「けん玉世界記録への道」も今年で7回目。最後には歌い終えた三山さんがけん玉に成功し、「128人でギネス達成」と判定され、4年連続の成功とされていました。

直後にギネス公式X(旧ツイッター)も「おめでとう」と祝福の言葉を投稿しましたが、ネット上では「失敗してなかった?」「玉落としてた人いるけど…」など、“ギネス達成”には疑問の声があがる事態となりました。



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■ギネス公式「すいません」

これらの声を受けてか、ギネス公式は「さっきのけん玉、いま現場の認定員にも確認とってます……。いったん「おめでとう」投稿消しますね、すいません」と、協議中であることを投稿。

その後、“成功”といわれてから約50分後、司会の高瀬耕造アナウンサーが「改めて映像を確認したところ、残念ながら失敗していました」と訂正。『NHK紅白歌合戦』公式X(旧ツイッター)でも、同様の内容が投稿されました。



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■「誰も幸せにならん」「やめたほうがいい」

失敗であることを伝えられると、失敗した人を責めるような言葉を投稿する人も。これらの言葉を見た人らからは「もうけん玉やめませんか? 失敗して責められる人がいるとか苦しい」「紅白のけん玉ギネスもうやめようぜ 見てる側もハラハラするし今回みたいな失敗した人の心情も考えるとキツいし誰も幸せにならんて」「紅白って聞くまでもなくエンタメだよね? 失敗した人を責めるとかどうかしてる。エンタメがエンタメじゃなくなってるから、やめたほうがいい」など、廃止を願う人の声も。

また、失敗したことで心ない言葉や、自身を責めているのでは…と感じている人たちからは「紅白の場でけん玉披露なんて、挑戦しただけでもすごい!」「失敗したということで自分を責めることがありませんように。挑戦した自分を褒めて来年は素敵な1年になりますように」など温かいメッセージも寄せられています。



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■執筆者プロフィール

冬野とまと:千葉で生まれ、千葉で育ったアラフォーライター。
高校在学中にアメリカへ短期留学したことをキッカケに、卒業後はニューヨークの大学に入るも中退。行動心理カウンセラーの資格ありだが、自分の行動が読めない。

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(文/fumumu編集部・冬野 とまと

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