レジェンド、ウーピー・ゴールドバーグ 主演女優賞に輝いたデビュー作『カラー・パープル』は観るべき一作

イケてる女優「イケジョ」のススメ:ウーピー・ゴールドバーグ。不屈の勇気。

ウーピー・ゴールドバーグ
(画像はウーピー・ゴールドバーグInstagramより)

いつも美しく、輝きを放ち続けるイケてる女性、「イケジョ」出演のおすすめ作をご紹介する本企画。

今回は、『ティル』の公開を記念して、同作で1955年に14歳で亡くなった少年、エメット・ティルの祖母アルマを演じているウーピー・ゴールドバーグです!



■ある少年の殺害事件

現在公開中の『ティル』は、1955年、アメリカのイリノイ州で起きたエメット・ティル殺害事件をモチーフにした作品。


エメットは、アフリカ系アメリカ人の14歳の少年でしたが、白人女性に口笛を吹いたという理由で、白人男性らに拉致、殺害されてしまいます。その遺体があまりにもひどい状態だったため、エメットの母、メイミー・ティルは、その残酷さを世間に広めようと、戦う決意をするのですが…?



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■ショウビズ界の賞を総なめに

この中で、メイミー(ダニエル・デッドワイラー)の母であり、エメットの祖母であるアルマに扮しているのが、ウーピー・ゴールドバーグです。


1955年11月13日、アメリカ生まれのウーピーは、子どものころから舞台になっていたそうで、後にエミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞と、ショウビズ界の錚々たる賞を受賞しているレジェンド中のレジェンドなのです。



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■折れない強さを見せつける

そんなウーピーのいちおしオススメ作は、映画デビュー作である『カラー・パープル』(1985年)でしょう。

ウーピー・ゴールドバーグ
(出典:amazon

ウーピーは、過酷な人生ながらも強く生きる主人公のアフリカ系アメリカ人女性を演じ、ゴールデングローブ賞主演女優賞に輝きました。本作の原作者で、ピューリッツァー賞を受賞したアリス・ウォーカーが、ウーピーの舞台を見て、主人公に抜擢したという逸話がありますから、それほどウーピーの演技は群を抜いていたのでしょう。

修道院で、シスターのふりをして身を隠すクラブ歌手を演じた『天使にラブ・ソングを…』(1992年)シリーズでの、コミカルな演技が際立つウーピーですが、本作で見せる、厳しい日々の中で耐え抜く不屈さは、勇気を与えてくれるはずです。

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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ

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