多部未華子、こけし顔から般若顔に　母の責任感で大きく変化：顔相鑑定（237）

顔相鑑定士の池袋絵意知が、今話題のあの人やこの人の顔相を解説します。今回は、俳優の多部未華子さんを鑑定。

2023/12/12 09:00

顔相鑑定士の池袋絵意知です。今回は、放送中のドラマ『いちばんすきな花』（フジテレビ系）で主演を務める、女優の多部未華子さん。

多部さん、松下洸平さん、今田美桜さん、神尾楓珠さんの4人が主演を務める「クアトロ主演」ドラマ。

多部さんは新潟から上京し、妹のこのみと暮らしながら学習塾『おのでら塾』の講師をしている潮ゆくえを演じています。年齢も性別も育ってきた環境も全く違う4人の物語は、大きな反響を得ています。

■73歳の多部未華子の顔を予想

多部未華子さんのことは、2016年の映画『あやしい彼女』公開直前イベントで直接鑑定したことがあります。毒舌老婆が20歳代に若返るストーリーにちなんで、“73歳”の多部さんの顔を予想。

キーワードは【こけし顔】（頬が平らで丸顔）。「頬はあまり変化せず、目元と口元に大きな変化が出来やすい」。「眉と目の間が広く、目と目の間も広いので、目が今よりも大きくなって目尻が下がってタレ目になり、目尻にシワが出来る」。

「口を横に大きく開ける表情が多いのでほうれい線がハッキリ出来る」と、私の予想を元に作られた加工写真と共に解説しました。

それから早7〜8年が経過。2019年に結婚、2021年には子供を出産して母となったことで、お顔も大きな変化が見られます。

当時は頬からアゴにかけて脂肪がついていたことで丸顔をしていましたが、『いちばんすきな花』では直線的で角度があるホームベース型の輪郭をしていました。

体重的にはさほど変わらないと思いますが、顔から脂肪が落ちて引き締まっています。母になり、責任感が増したからか、仕事にも意欲的になってきたのではないでしょうか。

目の周りも脂肪が落ちたこともあり、現時点でも私が予想したように目が大きくなりました。タレ目と目尻のシワはまだ顕著な変化は見られません。しかし、以前より涙袋が目立つようになってきました。

これは、加齢によるものです。基本的に30歳を過ぎると下まぶたの眼窩隔膜が緩み、目の周りの筋肉の眼輪筋の筋力が低下することで、下まぶたの膨らみが目立つようになるのです。

目が大きくなったことで、目と目の間が離れた「離れ目」の印象もなくなりました。『いちばんすきな花』ではアゴが尖っているほどで、目力が増したこともあり、以前の「こけし顔」とは真逆の「般若顔」にさえ見えます。

ただ、頬が平らな点は変わりません。頬が平らな人は我の強さがないため、家庭的で結婚運のいい顔相です。仕事への意欲が増してはいるものの家庭を考えてのものなので、両立させて円満な家庭を築いていくはずです。

池袋絵意知：観相家、顔研究家、顔面評論家。出版社、人材総合サービスを経て顔研究の道へ。著書に『1分で見抜け!顔やしぐさでわかる本当の性格』（明日香出版社）『顔相恋占い』（池田書店）『あなたは何顔美人？』（WAVE出版）など。日本顔学会会員、化粧文化研究者ネットワーク会員。個人鑑定・開運相談も行う。

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（文／fumumu編集部・池袋絵意知）