谷原章介、”人間関係リセット症候群”について考察 「自分のキャパを超えて…」

ある日突然人とのつながりを断つ「人間関係リセット症候群」は年末にSNSキラキラ投稿が増える時期に起こりやすい?

谷原章介

7日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、昨今話題となっている「人間関係リセット症候群」について報道。

SNSやLINEのアカウントを削除するなど「突然周囲の人間とつながりを断つ」人が増えている傾向に、司会の谷原章介さんは心理状態を分析しつつ理解を示しました。



■年末に増加する「人間関係リセット」

ある日突然人とのつながりを断つ行動は、忙しくなる年末に増加する傾向があるとのこと。同番組では、今現在もネット上で「人間関係をリセットしたい」という声が増えているとして、実際に行動を起こした人を取材。

スマホを解約する、中学から高校にあがる際に遠くの高校を選ぶ、など定期的にリセットをしてきた経験を持つ女性は、「元々断るのが苦手で、ボランティアの依頼などを受けてしまって…」と関係を断った原因を振り返ります。

人間関係リセット症候群で起こりうる行動は、「SNSなどのアカウント削除」「退職転職を繰り返す」「音信不通になる」などがあげられるそうです。



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■「キラキラに耐えられず」SNS削除

メンタルクリニックの医師によると、年末年始はクリスマスなどの家族行事が多く、SNS上が華やかになることから「キラキラに耐えられず」人間関係リセットが増えるそう。

完全にリセットする人もいる中で、「SNSを作り替えて本当に仲の良い人にだけ教える」という「人間関係整理」に近い証言も飛び出していました。

年齢や性別を問わず誰にでも起こりうるこの行動は、病気ではなく心理状態のことで「自分自身を消したい心理」に由来するとのことです。



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■谷原「比べちゃうんでしょうね…」

谷原さんは、「相手を消したいと言うより自分を消したいんですね」「リセットをしたいというのはSNSの広まりとともに増えている感じですか?」と問いかけ。

医師いわくキラキラしたものを見すぎると衝動的になる傾向があるように、谷原さんは「精神的にもいっぱいいっぱいになっちゃうんですねキラキラしたもので、比べちゃうんでしょうね…」と共感を寄せていました。



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■自分のキャパを超えてしまうと危険?

リセット経験がある人は比較的多いようで、同番組の女性スタッフからも「SNSを削除して人間関係を整理、退職して東京に出てきた」という過去があるという証言が飛び出しています。

アンケートによると「人間関係をリセットした? したい?」という質問に「はい」と答えた人は全体の37%。専門家は、リセットしたくなった時は「一晩寝てから考える」「ゲームなどに没頭してみる」などの方法を推奨しており、「人とつながるツールを触らない」という対処法も。

谷原さんは「自分のキャパを超えて負荷をかけてやるすぎないほうがいいんじゃないかなぁ…」と考察しています。

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(文/fumumu編集部・星子

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