人生において夢や目標を持つことは、自己成長や充実感を追求する上で重要な要素です。ただ、中には「夢が見つからない」「心が燃えるような目標がない」と感じる人もいますよね。
今回は、夢が見つからない原因について、fumumu取材班が詳しい話を聞いてきました。
①「夢」のハードルが高い
「夢や目標のハードルが、すごく高いんじゃないかな。私の夢は、いつか自宅に自分用の小さな図書館を持つこと! 部屋をひとつ使って、本だけのスペースを作りたいんです。
今はそのために、お気に入りの本を集めているところ。世間に名を残せる立派な夢ではないけど、自分にとっては大切な夢です。
夢のハードルが高すぎて手の届かないものになると、挫折感や自己評価の低下につながりますよね。周りから賞賛されるような夢じゃなくても、自分がワクワクできるものならそれでいいと思います」(20代・女性)
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②現状に満足している
「私の場合、本気で夢が欲しいと思ったことがないかも。なんだかんだ、今の生活に満足しているんです。それなりに楽しく過ごせているので、これ以上のものを求めていないというか…。
この平凡な幸せがこの先も続けばいいかな? って感じ。大きな夢を掲げている人を見て『私も夢を持ったほうがいいかな〜』と考えることはあるけど、今の生活に不満がないので、必死に夢を探すこともなく。
この考えかたが悪いとも思わないので、これからもこんな感じで生きていくんだろうなーと思います」(20代・女性)
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③親の期待に応えている
「親の期待に応えるために生きていると、自分の夢は見つからないと思います。私も、学生時代は親の言う通りに生きていました。
親が勧める学校に進学して、親が決めた習い事をして。子供の頃はそれで満足していたけど、大人になって、自分のやりたいことってなんだ? と壁にぶち当たりました。
今もまだ探し途中だけど、やっと親の評価を気にせずに探そう! と思えるようになったところ。外からの期待ではなく、自分自身の本当の欲求や情熱に耳を傾けないと、夢は見つからないんじゃないでしょうか」(30代・女性)
周りから「小さい」と言われることでも、自分が大切にしたいなら、それは立派な夢と言えるのかもしれません。
本心に蓋をしないためにも、周りの意見に振り回されないように意識したいものですね。
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(文/fumumu編集部・nana)