亀梨和也、“最凶サイコパス役”の顔の作り方を専門家が分析:顔相鑑定(236)

顔相鑑定士の池袋絵意知が、今話題のあの人やこの人の顔相を解説します。今回は、KAT-TUNの亀梨和也さんを鑑定。

池袋絵意知 顔相占い

顔相鑑定士の池袋絵意知です。今回は、12月1日に公開された映画『怪物の木こり』で主演を務めるKAT-TUNの亀梨和也さん。同名の小説を実写映画化し、三池崇史さんが監督を務めています。

物語は、凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生するところから始まり、次のターゲットとして狙われたのは、亀梨さん演じる弁護士・二宮彰。

しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスで、サイコパス度数満点の「パーフェクト(完全なる)サイコパス」。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なストーリーです。


■狂気は完璧な『怪物の木こり』

亀梨和也

メインビジュアルの顔を見ると、これ以上ない上がり眉をしています。そして、鋭角な目、三白眼。「登場人物全員サイコパス?!」と謳う“超刺激サスペンス”映画の中でも“最狂の役”だけあって、二宮の狂気の部分は、完璧な役作りに成功しています。

上がり眉の人は積極的で勇気がありますが、非常に我が強く、ともすれば「自分さえよければいい」というタイプ。極端に上がっているのは自分のことしか考えていない人に多い相で、凶悪な行動をしやすい傾向があります。


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■非情さを表現するための三白眼

鋭角な形で力が入ったような目は、怒りの目。人間の怒りの表情を分析すると、眉頭が寄って眉尻が上がって上がり眉になります。そして、目は硬く緊張して細くなる傾向があるのです。

黒目の下側に白い部分が見える三白眼は、肝が据わっていて、勝負となれば非情に徹することができる顔相。武士や殺し屋に多い相です。亀梨さんも「非情さ」を表現するために三白眼を作っていて、すごい役者魂だと思いました。


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■サイコパスの人の顔の特徴は?

ただ、私が長年、顔の研究をしてきて、サイコパス(「他人への愛情や思いやりが欠如していて極めて自己中心的」と定義)と感じる人の顔は、亀梨さんが映画で作っている顔ではありません。

本物と思うような人に共通するのは、目がトロンとして遠くを見ているような無表情の眼差しなのです。亀梨さんが演じているような睨むような目ではなく。あの顔は映画用の「狂気」と「非情」の役作りなのでしょう。


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■「ナルシスト道」を一直線?

さて、亀梨和也さんと言えば、10月23日にYouTubeチャンネルを開設しました。11月29日に公開された「【1日密着】おはようございます。スペインの朝です。」を再生した瞬間、木村拓哉さん的に「ちょ、待てよ」と心の中で呟きました。

動画右上には「(※)寝起きで失礼します」とキャプションがあるのですが、ばっちりメイクしたような決め決めに整えられた眉をしているのです。目も「二重のところにアイラインでも入れてるのかな?」と思わせる目で、とても寝起きには見えませんでした。

眉は自意識が表れるところで、整え方や動かし方を見ると、亀梨さんは「ナルシスト道」を極めようとしているのだと思いました。


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■執筆者プロフィール

池袋絵意知:観相家、顔研究家、顔面評論家。 出版社、人材総合サービスを経て顔研究の道へ。著書に『1分で見抜け!顔やしぐさでわかる本当の性格』(明日香出版社)『顔相恋占い』(池田書店)『あなたは何顔美人?』(WAVE出版)など。日本顔学会会員、化粧文化研究者ネットワーク会員。個人鑑定・開運相談も行う。


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(文/fumumu編集部・池袋絵意知

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