3割以上が、SNS上で持つ“別の顔” 趣味や推し活のために開設した人も…
普段の生活に加え、趣味や推し活、ペット専用の違った顔を隠し持っているという人も。
X(旧・ツイッター)やインスタグラム、Facebookなど、様々なSNSを使って情報収集や情報発信ができる時代に。その内容によっては、アカウントを使い分けているという人も多いようです。
■3割超、複数のアカウントを使い分け
fumumu編集部が全国の10代〜60代の男女989名を対象に実施した調査では、全体で35.1%の人が「SNSで複数のアカウントを使い分けている」と回答しています。
なお男女別に見ると、男性は33.9%、女性は36.3%という結果に。
■推し活用の別アカウントで毎日が充実
編集部が話を聞いた30代の女性は、Xでメインのアカウントとは別に推し専用のアカウントも使っているそう。普段のアカウントでは身近な友達とも繋がっていて、自分のオタクっぷりを知られるのが恥ずかしいと言います。
「推しアカでは、身近な友達とはできないような深い話が思う存分できるし、こちらのほうで親しくなった人と実際に会ったりもして楽しんでいます」と、充実した様子で語ってくれました。
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■趣味アカを分けたことでスッキリ
SNSで猫友と繋がっていると話す40代の女性は、「最初は1つのアカウントに生活の一部として猫も載せていたのですが、そのうちに猫だけで繋がる人が増えてきて、別アカウントを作ることになりました」と回顧。
そうすることで、普段用に使っているアカウントもスッキリして、猫アカウントでは猫に特化した投稿ややり取りができるので、さらに楽しくなったといいます。
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■分かり合える仲間との出会いの場として
話しを聞いてみると、趣味や推し活など、それに特化した深い話をしたくて別アカウント開設した人が多いという印象。自分のプライベートな部分を、友達や仕事の関係者に知られなくないと思う人は少なくないでしょう。
普段の生活とは別に熱心な趣味や活動がある人は、同じ気持ちを共有する人と繋がりやすく、分かり合える仲間との出会いの場にもなり、生活が充実したという意見もあるようです。趣味の延長としてSNSをうまく活用することで、楽しみも増えるのかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・蒼羽 結)