マツコ、“家族の顔が見える住宅”に警鐘 子供の立場なら「家に帰らなくなると思う」

家族の顔が見える・空間を有効活用する間取りが注目を集めるなか、マツコさんは将来的な問題も考えて判断すべきだと私見を述べました。

マツコ・デラックス

27日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)に、タレントのマツコ・デラックスさんが出演。

家の間取りを考える際、子供部屋など子供のプライベート空間は必ず確保すべきだと訴えた一幕がありました。


■注目を集める「リビングイン階段」

同日の放送では、住宅の間取りに関する話題のなかで、株式トレーダーの若林史江さんが、狭い空間を少しでも広く活用する工夫として「リビングイン階段」に注目が集まっていると切り出します。

素敵なアイディアですが、若林さんは「(リビングイン階段は)リビングを広く使いたいのもあるけど、“家族の顔が見えるために”っていうコンセプトがすごいじゃん」とも話し、将来的に「子供が思春期を迎えたときに、(必ず家族と顔を合わせなくてはいけない空間は)親も子もお互いに気まずい思いをする」点にも言及しました。


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■マツコ、“家族の顔が見える家”に警鐘

こうした“家族の顔が見える”をコンセプトにした住宅作りについて、マツコさんは「子供はいつまでも、親の言うことを聞いてかわいいって思う前提よね」とコメント。

続けて、「ある時期が来たときに、別に親のことを嫌いなわけじゃないけど、四六時中一緒にいたくなくなるじゃない? そのときに、もしその造りだったら、私はもう家に帰らなくなると思う」。

「もしかしたら、ものすごく良い子になって、ずっと嫁ぐまで家族団らんみたいな、絵に描いたようなケースもあるのかもしれないけど、そうじゃないときも考えないと」とも私見を述べました。


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■思春期にプライベート空間は重要

続けて、「あとせめて、子供部屋は作っておいたほうがいいと思うのよね。よく、それもない家があるじゃない? 間仕切りはタンスを移動して…みたいな」とも言及したマツコさん。

「思春期になったときに、男の子と女の子の兄妹だったらどうするんだよって。やっぱり、音も含めて仕切れるようにしておいたほうが良いと思うんだよね」と改めて警鐘を鳴らします。

これには若林さんも「(おしゃれな注文住宅だと)リビングの上に子供部屋があって、覗けるようになっているタイプとかあるじゃない? あれも小さいうちは良いけど…」と、マツコさんの意見に共感していました。


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■執筆者プロフィール

衣笠あい:神奈川県出身。ニュースサイト『Sirabee』編集部のサブデスクを経て、2022年7月よりfumumu副編集長に。不器用でズボラな自分の生活を支えてくれる、簡単でおいしいレシピや、便利グッズの情報にも常にアンテナを張っています。

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(文/fumumu編集部・衣笠 あい

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