警視庁考案、子供の服に「あるもの」を付けると迷子対策に これは覚えておきたい

100円ショップでも買える“アレ”が迷子対策に。警視庁のアイディアがまたも大反響。

子連れの外出

この先、クリスマスや年末年始に家族で出かける予定がある人も多いはず。

子供がいる・いないに関わらず、覚えておきたい「迷子対策」を警視庁警備部災害対策課の公式X(旧・ツイッター)が紹介し、注目を集めています。

【画像】実際に着用した迷子対策タグ


■子供の服に、連絡先を記した「タグ」

注目を集めたのは、今月21日の投稿。

同アカウントの“中の人”は、「迷子対策として連絡先を書いたメモを子供に持たせたところ、あっと言う間になくしてしまいました」と切り出し、考えた末に「連絡先を書いたタグを子供の服の首元に付けたところ子供が外してしまうこともありませんでした」と、実際の“タグ”の写真を公開しました。


関連記事:警視庁考案、ウェットティッシュが「取り出しやすくなる方法」に反響 これは助かる…

■高齢者や落とし物対策にも! と反響

写真を見ると、「パチッ」とボタンで留めるタイプの市販の紐状のネームタグが上着に付けられており、タグの内側に緊急連絡先として、親の携帯電話番号が記載されています。

このタイプのタグであれば着脱も簡単で、同アカウントは「被災地での対策にも使えると思います」とも呼びかけ。

このアイディアには、「高齢者の徘徊対策にもいい」「忘れ物落とし物対策にも良さそう」という声のほか、「スマホ持ってるから逆に(家や親の)連絡先覚えてないんだよね。いつでもスマホが使えるとは限らないから、これは万が一に備えるにはいいかもしれない」といった意見も見受けられました。


関連記事:髪に跡がつかない「ヘアゴムの結びかた」が目からウロコ… 警視庁の投稿に反響

■外出前に子供の写真を撮るのも対策に

迷子対策として、同アカウントは今年6月にも「遊園地などに出かける時、子供の写真を撮ってから」出かけるというアイディアも紹介。

こうすることで、「迷子になってしまった時に当日の服装などをすぐに思い出せる」ため、いざというときに役立ちます。兄弟がいる場合は「兄弟でお揃いの服だとなおわかりやすくなります」とのこと。

「災害発生時などは、特にお子さんから目を離さず、避難する前には写真を一枚撮っておくと安心です」とも呼びかけ、すぐに実践できるアイディアが大反響を呼びました。

外出先では思わぬ事態に遭遇することもあり、知識として覚えておくだけでも、誰かの助けになることもあるかもしれません。

続きを読む ■実際に着用した迷子対策タグの写真

プロの防災ヒント180  警視庁災害対策課ツイッター【Amazonでチェック】

この記事の画像(1枚)