カズレーザー、10代女性の”悪質ホスト被害”に提言 「接待が伴う状況で制限を…」

若年女性の悪質ホスト被害に、カズレーザーさんが「接待が伴う状況で…それってやっぱり制限をかけるべきじゃないんですか?」と発言。

カズレーザー

10日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、「悪質ホスト問題」が国会で議論されたことを取り上げ。

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーさんは、18才19才などの若い女性が多額の売掛金を背負い風俗店を紹介される状況に疑問を呈しました。


■マインドコントロールのような新人研修

若い女性の心の空洞を狙った接客で多額のツケ払いをさせ、支払いができないと風俗店を紹介するなど悪質ホストの手口が、国会で紹介されました。

同番組でも過去に、マインドコントロールのような新人ホストの研修資料や、「18才19才など若年層が狙われる」「25才までは(風俗店などで)商品価値があるのでぐるぐる回って、商品価値がなくなったら捨てられる。その後は精神疾患などになる」といった被害を紹介しています。

マインドコントロールには「鎖をかける」「地雷を置く」と呼ばれるテクニックもあるようで、塩村あやか議員も国会でその悪質さを訴えています。


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■風俗勤務・売春につながる「青伝」

また、「青伝」と呼ばれる売掛伝票の存在も取りざたにされており、塩村議員はこういった「明細のない高額売掛伝票」が風俗勤務・売春に繋がっていると話します。

番組司会の谷原章介さんは、「18才などの人生経験の少ない若い女性こういったマインドコントロールに追い込んでいくマニュアルの存在…」「どうしたら女性をそういう精神状態に追い込んでいくんでしょうね」と問題視。

国会では「消費者契約法などで対応できるのではないか?」という声もあがり、担当者は「契約を取り消し得る可能性もある」として「両思いと錯覚させていると知りつつ、契約しないと関係が破綻する旨を告げ、契約を締結させる」手法はデート商法に当たる可能性があると説明しています。


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■カズレーザー「売掛金規制」を提案

高額な売掛金を支払うために風俗などで働かせることは、職業安定法63条に抵触するもので、厚生省担当者は「職業安定法で禁止である」ことも明言しています。

カズレーザーさんは、「どこからがマインドコントロールになるか」という基準を作るとまた抜け穴ができるとして「やっぱり売掛金っていう制度を規制するのが一番分かりやすいし、ツケがあってもバンバン飛ばれちゃったらホスト側も『この商売成立しないわ』とやめるしかないんで」と、提言しています。


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■10代の利用は「制限をかけるべき」

カズさんは、大前提として酒類の提供が当たり前のお店に10代の若年層が出入りすることを疑問視。

18才から契約年齢として扱われるためソフトドリンクで入店はできるようですが、カズさんは「接待が伴う状況で…それってやっぱり制限をかけるべきじゃないんですか?」と私見をのべています。

塩村議員も「風営法でしっかりと縛りをかけていくべきだと思います」と同意しており、被害者に届け出をしてもらって縛りをかけていく大切さを強調していました。

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(文/fumumu編集部・星子

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