ダウンタウン浜田が憧れた“ベテラン芸人” 「ツッコミを袖まで見に行ってた」
お笑いコンビ・ミキの昴生さんが憧れの師匠と対談。浜田さんから聞いた話を語り…。
9日放送の『やすとものいたって真剣です』(ABCテレビ)に、お笑いコンビ・ミキの昴生さんが出演。
お笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功さんがツッコミの参考にした大物芸人について明かしました。
■浜田が参考にしたよしお師匠のツッコミ
恒例「師匠と若手の劇場合間メシ」企画を開催した同日の放送では、昴生さんと上方よしお師匠がランチをしながら対談。
西川のりおさんとのコンビ「のりお・よしお」として1980年代の漫才ブームの火付け役を担ったよしお師匠。
昴生さんは「僕が一個聞いたのは、ダウンタウンの浜田さんがNGK(なんばグランド花月)に出ていたときに『よしお師匠のツッコミを袖まで見に行ってた』って言うてはった」と本人による話を明かします。
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■昴生「ミックスしたツッコミをしてはる」
これによしお師匠は「というけどな、浜ちゃん自身がいわゆる…(ダイアン)津田やないけど。いまは浜ちゃん風の若い人がいっぱいいる」「浜ちゃん風もすごいと思ってる」ともはや浜田風が確立されていると謙遜。
また「昴生は全然違うけどな」と話すよしお師匠に、昴生さんは「僕はよしおさん風ですよ」と尊敬をあらわにします。
昴生さんは「浜田さんのツッコミをよく見たら、よしお師匠とか(中田)ボタン師匠をミックスしたツッコミをしてはる」「めっちゃ見て取り入れはったんやろなって」と見解を示しました。
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■2020年『M‐1』のマヂラブ論争について
対談中、よしお師匠は『M‐1グランプリ2020』の最終決戦にてお笑いコンビ・マヂカルラブリーが披露したネタをめぐり「あれは漫才なのか」と議論された件に言及。
「『M‐1』でもラブリーが漫才かどうか言われたけど、笑いの形は関係ない」「だから自由にやったらいいと思う」と断言するよしお師匠。
自身ものりお師匠の自由なボケに平然とツッコむ“過激な漫才スタイル”を貫いてきた経験を踏まえ「漫才って基本的に形があるようでないねんから」「自分の個性をいかしたらいい」と持論を展開しました。
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■よしお師匠が称賛する“ツッコミ芸人”
またよしお師匠自身は、横山やすしさんに言われた「言葉が長いのはあかん。短く的確に」「ひとつのボケに10個のツッコミ」という言葉を受け、「無理やろ」と思いながらも心に留めてきたと回顧。
現在の若手はおもに「長いツッコミ」や「例えツッコミ」が多いことに「新しい形。俺はようせんけど」と寛容な意見を語るよしお師匠。
とくにお笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基さんの例えツッコミは「うまいなと」「後藤がやったことは新しい」と称賛していました。
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■執筆者プロフィール
黒木ゆず:大阪在住、飲み歩き大好きライター。
お笑いライブとELLEGARDENとハリポタが生きがいです。
翻訳ネタのために、日々、海外のとんでもエピソードをチェックしています。
『やすとものいたって真剣です』は11月17日までTVerで視聴可能
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)