橋下徹、渋谷のハロウィン規制を受け提案 「みんな道頓堀に来てもらえば…」
「ハロウィン目的で渋谷に来るのを控えてほしい」と区長が呼びかけた渋谷ですが、今年の迷惑行為をして捕まった男性が…。
30日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、ハロウィンシーズンの安全対策のため「渋谷はハロウィンイベントの会場ではありません」と宣言した渋谷の様子に注目。
弁護士の橋下徹さんは自治体の方針に理解を示しつつ、「若者カルチャーを見たい人は道頓堀に来れば良い」と呼びかけ笑いを誘いました。
■「渋谷に来るのを控えて」と呼びかけ
東京都渋谷区は、ハロウィン目的で渋谷駅周辺に来るのを控えてほしいと区長が呼びかけ、路上飲酒を禁止するなどの安全対策を強化しています。
ハロウィンシーズン中には毎年のように混雑や迷惑行為に悩まされていた渋谷ですが、今年は渋谷駅前に「渋谷はハロウィンイベントの会場ではありません」と書かれた看板も。
2022年の韓国ソウルの繁華街・梨泰院の大規模群衆事故の影響もあってか、機動隊などが出動して厳重警戒にあたっています。
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■迷惑行為の理由は「目立ちたいなみたいな」
規制が厳しくなった渋谷のスクランブル交差点ですが、今年も仮装をした人が羽目を外したトラブルが勃発。
「目立ちたい」と警察が安全のために貼っている黄色いテープを飛び越えようとして破り、走り回っていた男性は、交番へ連行されました。
男性は、「(交差点)真ん中で踊ろうかなと思ったら引っかかって転んじゃって規制線の黄色いやつが割れちゃって、持つところが割れちゃって捕まりました」「目立ちたいなみたいな、せっかくのハロウィンなんで」と取材に回答。
テンションがあがってしまったと語り、「この後はまたセンター街のほうに歩いて遊ぼうかなみたいな」とコメントしていました。
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■道頓堀では仮装で六甲おろし
一方で、大阪の道頓堀では「ハロウィン&日本シリーズ」の盛り上がりで、仮装した人が六甲おろしを歌う不思議な光景が広がっていました。
そんな世相を鑑みて、橋下さんは「今回の全体の流れを見て『やはり日本の国はいいなぁ』と思ったのは、完全規制にはせずに、人の少ないところに分散させているというね」とポジティブな見方も。
渋谷区長の方針を「英断」と称えつつ、「一方では市民の自由を侵害するのかっていう声は必ずありますよ。でもやっぱり渋谷のあの状況は外から見ていても危ないなぁと思ったので…」と感想をのべています。
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■橋下氏「道頓堀に来てもらえば」
続けて橋下さんは、「渋谷区長は批判覚悟で『規制だ』と…あそこまでバンバン発表して、遊びたい人は周辺(原宿・六本木等)に分散すると…すごいバランスとれているなぁ」と絶賛。
さらに、渋谷にIT企業が増えて「若者の町」ではなくなりつつあるという問題に対しては、「若者とか、文化、カルチャーを見たい人は、みんな道頓堀に来てもらえば」と元大阪府知事・大阪市長らしい提案をしています。
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(文/fumumu編集部・星子)