なにか一つでも誇れるものがあれば、自信を持って人生を歩んでいけるかもしれません。しかし多くの人が、「自分にはなんの才能もない」と悩んでいるようです。
■約半数、自分には才能がない
fumumu編集部では全国10〜60代の男女948名を対象に、自分にはなんの才能もないと思うか、調査を実施しました。
その結果、「なんの才能もないと思う」と答えた人は、全体で55.5%。
fumumu取材班は女性たちに、自分になんの才能もないと思う理由について話を聞きました。
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①誰にでもできる仕事をしている
「今の会社では、主に事務の仕事をしています。ただ任せてもらえる仕事がまだ少なくて、誰にでもできるようなことしかしていないんです。そのことを、とてもコンプレックスに感じていて…。
大学時代からの友達に話を聞くと、それなりに責任のある仕事を任されている子も多くて…。おそらくうちの会社は古い体質なのか、若い社員に重要な仕事をさせる風土がないのでしょうね。
このままではなんのスキルも身につかなさそうなので、とても不安に感じています」(20代・女性)
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②秀でたなにかがない
「私は仕事でもプライベートでも、それなりに器用に物事をこなしているほうだと思うんです。ただ平均点は取れていても、『これが自分の武器』と呼べるような秀でたものはなくて…。
もっと自分の得意なものを増やしたいと思って、資格を取得するなどしていた時期もありました。ただそんなことをしても、なかなか自分の個性には結びつきません。
今はオールラウンダーとして、何事もがんばれるところを売りにしようと考えるようになりました」(20代・女性)
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③自分よりすごい人が現れて
「私は自分で言うのもなんですが、人よりもスタイルがいいところが自慢なんです。これは周囲の人もよく褒めてくれるので、自分だけの勘違いではないと思います。
しかし最近、会社に入社した女性の後輩が、私よりもずっといいスタイルをしていて…。見てすぐに、『これは負けたな』と思いましたね。
スタイルのよさも才能だと思っていたのですが、きっとこの先に努力してもその後輩に勝ることはないと思います」(20代・女性)
小さなことに目を向けてみると、意外な才能が隠れていることもあるかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)