人と一緒に食事をしたときに、自分が奢った経験はあるでしょうか? なかにはお金がないにもかかわらず、周囲に奢ってしまったという人までいるようです。
■約4割、お金がないのに奢った経験あり
fumumu編集部では全国10〜60代の男女948名を対象に、お金がないのに人に奢った経験はあるか、調査を実施しました。
その結果、「奢った経験がある」と答えた人は、全体で38.3%。
fumumu取材班は女性たちに、お金がないのに食事を奢った理由について話を聞きました。
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①かわいがっている後輩に
「同じ部署に、私のことをとても慕ってくれる後輩がいるんです。そんな後輩を愛おしく思い、私も彼女のことをかわいがっています。
その後輩と一緒に食事に行くことになり、私はとても張り切っていました。かわいい後輩と食事をするのに支払いを割り勘にするのはおかしいと思って、その日は自分が払うと決めていたんです。
給料日前で、かなり厳しい状況ではあったのですが…」(20代・女性)
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②いい顔をしてみたかった
「会社で仲のいい同僚たちと、一緒に飲みに行ったときの話です。あまり気にしていなかったのですが、そのなかで私が一番の先輩だということに気づきました。
ただ上下関係とか関係なく仲がいい人たちの集まりなので、そのまま割り勘で支払ってもよかったのだと思います。ただここで『自分が先輩だから』と支払えば、いい顔ができると思ってしまったんです。
そんなことだけで、お金もないのにみんなに奢りました」(20代・女性)
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③前回に奢ってもらったので
「友達と二人で出かけて、夜は食事をすることになったんです。そこで私は、前にその友達と出かけたときに奢ってもらったのを思い出しました。そのまま、黙っておこうとも思ったのですが…。
友達もそれほどお金があるわけではないのを知っているので、『前に奢ってもらったから、今日は私が払う』と言ったんです。私もお金に余裕がない時期だったのに、無理をしてしまいましたね」(20代・女性)
あまり無理をしすぎないようにだけ、注意をしたいものですね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)