都会の暮らしが好きな人にとっては、人が行き交うにぎやかな場所も愛おしく思うのかもしれません。しかし多くの人は、やはり静かな場所のほうを好むようです。
■約9割、静かな場所が好き
fumumu編集部では全国10〜60代の男女1,000名を対象に、静かな場所と人が行き交う場所、どちらが好きか調査を実施しました。
その結果、「静かな場所」と答えた人は86.3%、「人が行き交う場所」は13.7%。
fumumu取材班は女性たちに、静かな場所が恋しくなる瞬間について話を聞きました。
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①地元のことを思い出して
「私は就職を機会に、地方から上京しました。お店はいっぱいあり交通網もしっかりしている都会は、とても魅力のあるところです。ただ田舎育ちに慣れているためか、騒がしさに疲れを感じてしまうときもあります。
そんなときにはなにもなくてとても静かだった、自分の生まれ育った地元を思い出すんです。学生時代はなにもなさすぎるので、『早く都会に出たい』と思っていたのに…。
とはいえ都会の暮らしに慣れてしまってはいるので、ずっと地元で暮らすのはもう考えられませんが…」(20代・女性)
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②よくしゃべる人を相手にして
「会社の先輩に、とてもおしゃべりが好きな人がいるんです。とっつきにくいタイプよりは親しみやすい人のほうがいいのですが、こちらが疲れているときにまでおしゃべりなのはちょっと…。
先輩の話を聞いているうちにさらに疲れてしまうので、『早く、話が終わらないかな』と思いながら聞いているときがあります。
静かに一人でゆっくりと仕事ができる環境がほしいと、そんなときにだけ思うんです」(20代・女性)
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③仕事があまりにも忙しくて
「仕事が立て込んでくると、心の余裕がだんだんとなくなってきます。さらに周囲の人たちも同じように忙しいと、仕事でのやり取りが増えるのか騒がしくも感じてきて…。
楽しいことで騒いでいるのならいいのですが、みんな忙しくてイライラした感じが伝わってくるんですよね。そのような環境で働いているのが、とても嫌になってきます。
そんなときにはみんなで静かで落ち着く場所に行って、リフレッシュしたいと思うんです」(20代・女性)
心が疲れたときに、静かな場所を求める人が多いのかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)