橋下徹、女子高校生遺棄事件で問題提起 「大人が子供と付き合うという…」
路上に停められたレンタカーの後部座席で女子高校生の遺体が見つかった事件で被害者と容疑者との年齢差も話題に。
23日、朝の情報番組『めざまし8』（フジテレビ系）では、栃木県上三川町で15才の女子高校生の遺体が発見された事件について報道。
死体遺棄の疑いで28才の男が逮捕されており、弁護士の橋下徹さんは「大人と子供が接点を持つ」ことについて法律の観点から私見をのべています。
■体には「ひっかかれたような傷」が
報道によると先週木曜日、栃木県上三川町の路上に停められたレンタカーの後部座席で、千葉県柏市に住む高校1年生の女子生徒が遺体で見つかりました。
死因は、首を圧迫されたことによる窒息死。捜査関係者によると、枕のような柔無いもので窒息させられた可能性があるとのことです。
車内からは複数のスマホが見つかりそのうちの1台は被害者のもので、容疑者と被害者の体には「ひっかかれたような傷」が残っていることから、警察は2人がもみ合った可能性があるとみています。
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■容疑者は8年前に未成年者誘拐も
容疑者は埼玉県熊谷市在住で、被害者の自宅と離れている上に、遺体発見現場もまた双方の自宅と離れています。
広範囲に及んでいる今回の事件ですが、容疑者は8年前に未成年者誘拐と強制わいせつの罪で起訴されている前科も。専門家はそんな経緯から、警察の捜査を恐れて、犯行現場に「自宅から離れた場所」を選んだのではと指摘。
警察はスマートフォンの解析を進め、13才年の差がある2人が出会った経緯について調べをすすめているとのことです。
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■日本は子供との交際に対してゆるい？
橋下さんは、いろいろな見方があるとしながらも「保護者の同意がなければ、女性の方が同意をしていたとしても誘拐に当たるという見解もある」と説明。
あくまでも刑法の話と補足しつつ、「日本は、男女の交際において、男でも女でもいいんですけど子供との交際・接点についてはものすごい法律的にゆるいんですよ」「性犯罪にしても必ず議論があるのは…男女の交際を法律が妨げるのはよくないんじゃないかという議論があるんです」と解説しています。
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■海外ではSNSで子供と接点を持つのもNG
橋下さんは、「世界の流れからすると大人と子供が付き合うということに関してはかなり厳しいルールがあるんです、SNSで接点を持つことでもダメだと」とのべ、世界的な傾向を紹介。
続けて、「やっと日本はグルーミングといって、性的なことでの接点はダメになりましたけど、子供を守るためにもっと幅広く交際を禁じてダメだという方向になるのか、または交際は認めていくのかというのは、大きな分かれ目になると思うんですよね」と考察しています。
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（文／fumumu編集部・星子）