「想像してた仕事と違う…」　転職するかを見極めるポイント

「仕事に興味が持てないと、モチベーションを上げるのに苦労するけど…。興味はあるけどスキルが足りないことで落ち込んでいるなら、そこは踏ん張るべきだと思います。

足りないスキルは、仕事をする中で補えばいいんですから。今の自分では満足に仕事をこなせないけど、スキルを得るための環境があるなら、辞めるのはもったない！

『お金をもらいながら学ぶ』くらいの気持ちで、しばらく努力してみるのもいいと思いますよ。できることが増えてから、あらためて転職するか考えてもいいですしね」（30代・女性）

「私も、今の会社に入ったときに想像と現実のギャップに苦しみました。マニュアルはないし、仕事の指揮系統もバラバラだし、とにかくカオスだったんですよね。

辞めたいと思ったけど、幸い新人でも声を上げられる社風だったので…。だったら、自分が働きやすいように、自分で職場環境を整えるのもいいかなと思って。自分のためにマニュアルを作って、指揮系統をハッキリさせました。

当時は大変だったけど、そのおかげで今はとっても働きやすい！　状況に不満があっても、転職が唯一の解決策ではないから。問題解決が可能な場合は、転職を急ぐ必要はないかもしれないです」（20代・女性）

「仕事が思っていたものと違う場合でも、労働環境が良好であれば、その点を重視してもいいかもしれないです。

人間関係がいい・福利厚生がしっかりしている・ボーナスが多い・家から近い・オフィスがきれいで働きやすい…などなど。一度労働環境が整っている会社で働くと、転職後に労働環境の水準が下がることに耐えられない可能性もありますよ。

反対に、長く働けないと感じるほど労働環境が悪いなら、ズルズル残らずに早めに見切りをつけたほうがいいと思います」（20代・女性）