イラン指導者が”ハマスの攻撃に驚いた”と米発表 宮根誠司「目を覆いたくなる…」

宮根誠司さんはハマスによるイスラエル攻撃に言及し、「目を覆いたくなるような惨状」と発言。

宮根誠司

12日放送の『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)では、イスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃に対し、米国バイデン政権は「イランが直接関与した結論に至っていない」という見解を示したと報道。

司会の宮根誠司さんは「ハマスのやったことは絶対に許されることではない」としながらも、中東問題の難しさにも言及しています。



■イランの指導者が「不意をつかれた」と報道

同番組によると、複数の米国メディアは「ハマスによるイスラエル攻撃にイランの指導者が『不意をつかれた』という情報をアメリカ政府が入手した」と報じています。

こうした中、バイデン大統領はイスラエルに近い地中海に空母を派遣したことを明らかにしており、「気をつけろ」などとイランを牽制したと伝えられています。

長年ハマスを支援してきたイランに対し、今回の攻撃を利用して軍事行動を起こさない等警告しているもようです。



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■「目を覆いたくなるような」状況に

宮根さんは、ハマスに拘束された人質の存在にも言及し「イスラエルにしてもガザにしても、目を覆いたくなるような惨状ですよね」と表情を曇らせました。

続けて「ハマスのやったことというのは絶対に許されることではない、人質までとって人間の盾にしている。これでもしイスラエルが地上戦までいったらとんでもないことになる…」と、被害の甚大さに着目。

一方で、「ガザ地区というのはどういう環境にあって、イスラエルとどういう関係にあったのか宗教も含め、ここは、国際社会は何をやっていたんだということも、ないことはないですよね」と考察しています。



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■宮根「民主主義が危うくなっていた」

読売新聞特別編集委員の橋本五郎さんは、「今度の場合はイスラエルの内部のね、国政の問題も…」「中東の問題の難しさっていうのは、長い年月でね…ここなんですよ。本当は国際社会ももっと、リードをしていかないといけない」とコメント。

宮根さんは、「いわゆる民主主義が危うくなっていた、イスラエルは分断しようとしていた…」と国政の問題にも触れています。

また「イランは『日頃からハマスに技術供与はしていたんだけど、今回の攻撃に対しては関与していない』とイラン側も行なっていますよね」と、イランの見解も紹介しています。



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■アメリカ側の行方不明者は17人に

アメリカ側の行方不明者は17人にのぼるとホワイトハウスが発表しており、国務省の発表によると22人のアメリカ市民の死亡が確認されたとのこと。

宮根さんは「他の外国人の人も人質、もしくは行方不明、かなりの数がいます」とのべ、コーナーの終盤では「アメリカは同盟国なんで早くも弾薬など送っていますから、これがウクライナとの早さの違いっていうのが明確にでましたよね。なんとかおさまってほしいですね」と、ウクライナ問題にも触れていました。

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(文/fumumu編集部・星子

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