サンド伊達、M-1優勝の裏にあった先輩芸人のメールを明かす 「力強かった」

サンドウィッチマン・伊達みきおさんが、Mー1決勝本番直前に届いた先輩芸人からメールについて明かしました。

サンドウィッチマン・伊達みきお

10日放送の『証言者バラエティ アンタウォッチマン』(テレビ朝日系)では、MCのサンドウィッチマン・伊達みきおさんが、2007年の漫才コンテスト『Mー1グランプリ』優勝時の知られざるエピソードを明かしました。


■サンド伊達が影響を受けた先輩芸人

今週は、ゲストにお笑いコンビ・東京ダイナマイトのハチミツ二郎さんを迎え、さまざまな”証言”をもとに二郎さんを深堀していきます。

かねてより、二郎さんのことを尊敬し、影響を受けているという伊達さんは、2007年に『Mー1グランプリ』で優勝した際の二郎さんとのやりとりを回顧。

サンドウィッチマンと東京ダイナマイトの2組は準決勝で敗退し、東京・大井競馬場で行われた敗者復活戦に挑んでいました。舞台上で結果発表を待っている時、まさか自分たちが選ばれると思っていない伊達さんは「二郎さん、どうします? 何か食いに行きますか? 帰りに何か食って帰りますか?」と、帰ること前提で会話をしていたと言います。

ところが、敗者復活で呼ばれた番号はサンドウィッチマンの「4201番」。驚く伊達さんに、二郎さんは「行ってこい!」と言い、背中を押してくれたそうです。


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■Mー1決勝本番直前に届いた1通のメール

見事、敗者復活から決勝大会に挑むことになったサンドウィッチマン。本番直前、二郎さんから伊達さんの元に1通のメールが。そこには「かまして来い。優勝あるぞ」と書かれていました。

伊達さんは「あれはちょっと力強かったというか、(二郎さんが)後ろについてくれてるんだなって感じはしましたね」と当時を振り返ります。

二郎さんからのメールを支えに、サンドウィッチマンは大会史上初となる敗者復活からの優勝を成し遂げました。優勝の瞬間は二郎さんもガッツポーズ。その様子はDVDの特典映像にも収録されており、「あれはね、泣いちゃいましたね」と伊達さん。「たまに観ますよ、今も」と明かしました。


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■「(優勝)あるぞっていうのを思って」

二郎さんは、サンドウィッチマンにメールを送った時の心境について「行けるぞっていうのも、ただの応援とかじゃなくて、(決勝の)後半のメンバー見たら(優勝)あるぞっていうのを思って」と、ただの励ましではなく、サンドウィッチマンの優勝の可能性を見出して送ったものだったと振り返ります。

また、伊達さんは二郎さんからのメールを見たタイミングについて「『5分後本番です』って時に、『とりあえずタバコだけ吸わせてください』って言って、ちょっと(富澤たけしさんと)合わせて携帯見たら、二郎さんから『かまして来い』」と、まさに本番直前だったことを明かしました。


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■「泣ける」「かっこいい」

現在は、10歳の娘を育てるシングルファーザーでもある二郎さん。伊達さんは二郎さんの娘が生まれた時からよく面倒を見ているそうで、番組の最後には娘から父への手紙を伊達さんが代読するシーンも放送されました。

放送終了後、ネット上では「Mー1グランプリ2007のDVDの特典映像は泣けるよね~」「メールが かまして来い がかっこいい」「東京ダイナマイトずっと大好きなのにずーーーって芸人に愛される芸人のままなのツラい、売れてくれよぅ」との声が上がっています。

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(文/fumumu編集部・大島 あひる

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