宮根誠司、ジャニーズの”充分な検証要望”に私見 「密室で行われた出来事で…」

ジャニーズ事務所は故・ジャニー喜多川氏の性加害問題に関して「充分な検証」をした上で報道するよう求める声明を発表。

宮根誠司

10日放送の『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)で、故・ジャニー喜多川氏の性加害を巡る問題でジャニーズ事務所が報道陣に対して出した「要望」について報道。

事務所側が「被害者でない可能性が高い方々が、本当の被害者の方々の証言を使って虚偽の話をされているケースが複数ある」と訴えたことに対し、司会の宮根誠司さんは「虚偽」の判断基準について言及しました。


■「虚偽の話をされているケース」に触れる

ジャニーズ事務所側は昨日深夜に、公式サイトに声明を発表。性加害を受けたと告発する人物の報道が相次いでいるとしながら、「独立した第三者である再発防止特別チーム及び被害者救済委員会に委ねることとしていることから、関連報道における個別の告発内容については弊社として認識していない情報も含まれており、コメントを控えております」と公表。

虚偽の証言については、「被害者でない可能性が高い方々が、本当の被害者の方々の証言を使って虚偽の話をされているケースが複数あるという情報にも接しており、これから被害者救済のために使用しようと考えている資金が、そうでない人たちに渡りかねないと非常に苦慮しております」とのべ、窮状を訴えています。


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■報道機関に「充分な検証」を求める声明

さらに報道機関に対しても、「告発される方々のご主張内容についても充分な検証をして報道をして頂きますようお願い申し上げます」という要望を出しています。

宮根さんは「何をもってして虚偽っていうのかっていうのは、ものすごく難しいですよね」「密室で行われた行為で、まぁそれが『ジャニーズ事務所に在籍している、もしくは研修生』であったりとかいろんなケースがあって」「報道機関としての検証、裏取りはどうするものなのかな」など、「検証」の難しさについて考察しています。


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■山田ルイ53世は声明に疑問も

お笑いコンビ・髭男爵の山田ルイ53世さんは、「このメッセージ(充分な検証要望)を発信するんだったら、特別チームとか被害者救済の窓口の方からこういうメッセージが出るならまだ分かるのですが、なんでジャニーズの事務所の方からこういうコメントを出しちゃったのかな? っていうのはちょっと思います」と指摘。

専門家である弁護士は、前提として「本当は、証明度という問題なんですよ」としながら、「『こういうものを用意してもらわないと払えませんよ』ということを救済委員会のほうが示していかないと、こういうこと自体は防げないと思いますよね」と分析しています。


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■宮根「整理して会見をやらないと」

宮根さんは、「当事者の会の皆さんは再会見を求めてらっしゃる。再会見をするかどうかという議論もあると思うんですけどね」と発言。

山田さんは「NGリストの話とかいろいろ出てきてぐちゃぐちゃっとなってしまって残念やなぁと思うんですけど」「もう一回やるだけやった方が当事者の会の納得感もあると思うし…」と提案も。

宮根さんはさらに、「ただある程度もう、物事が決まって、整理して会見をやらないと同じことになっちゃうから…」と懸念しています。

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(文/fumumu編集部・星子

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