宮根誠司、”子供だけで留守番”が虐待になる条例に私見 「共働きの方なんかは…」
埼玉県で小学校3年生以下の子供だけで留守番をすることを禁止する条例が提出され「1年生～3年生だけでの登下校」も禁止に？
6日放送の『情報ライブミヤネ屋』（読売テレビ・日本テレビ系）で、埼玉県議団が小学校3年生以下の子供だけで留守番をすることを「虐待」と定義する条例を提出したことを報道。
司会の宮根誠司さんは「子供だけの下校」も含まれるという厳しい内容に驚きを表明しています。
■小学3年生以下の留守番は禁止？
今回の条例は、「小学3年生以下の児童を自宅や車などに残したまま親などが外出することを禁止する（5年生、6年生は努力義務）」というもの。
県民には通報の義務がありますが罰則はなく、県は待機児童解消の施策を講じる予定とのこと。理由としては、児童の放置による死亡事案が多発していることをあげており、今日審査を通れば来週金曜日に採決。可決なら全国初となるそうです。
関連記事：宮根誠司、ジャニーズ社名変更報道に私見 「欧米なんかは本当に厳しい…」
■小学1～3年生だけで登下校も放置に
宮根さんは「これは理想なんですけれども、共働きの方もいらっしゃるということになってくると、それから預けるということになってくると、じゃあ学童とか、ベビーシッターという話になってくるんですけども…」と、共働き家庭の立場に立って考察。
番組側は、「公園で子供だけで遊ばせる」「小学1～3年生だけで登下校」という行為も「放置に当たる」と解説し、あまりの厳しさに驚きの声も。
ちなみに、「子供は室内におり、玄関先で宅配便を受け取る」という行為は放置には当たらないようです。
関連記事：宮根誠司、阪神優勝の盛り上がりに言及 「日テレ対TBSみたいに…」
■昔は年長の子が見てくれた？
宮根さんは「公園で子供だけで遊ばせる、ここではいろいろな、怪我だったり誘拐みたいなことがあるかもしれないですけど」と、子供だけの外遊びに潜んでいる危険について言及。
一方で「昔だったらそこに中学校のお兄ちゃんお姉ちゃんなんかがいて、その人達がなんとなく見てくれているみたいな、なんかあったら親に言ってくれるみたいな子供のコミニティがありましたけどね」と、古き良き時代を回想しています。
小学1年生～3年生だけでの登下校の禁止は現実的ではないようにも思われますが、宮根さんも「5、6年生はもっと遅い時間まで授業があるんで、お兄ちゃんお姉ちゃんが連れて行ってあげるかというとなかなか難しい」と懸念しています。
関連記事：韓国・美人双子いじめ追放問題に続報 宮根誠司“セカンドチャンスなし”に驚き
■短時間の「買い物」もNGなのか
アメリカの一部の州やニュージーランドでも子供の留守番を禁止しているようですが、埼玉県民からは「個人的には全面的に賛成ですけれど、その分のサポートも考えてほしい」「主人と私は働いているので子供が先に帰ってくることもある。どうしたらいいのか」という意見もあがっています。
宮根さんは「これがどこまで、っていうことなのかは分かりませんけど、（子供を留守番させて）『買い物』とかもダメなんですか？ ということになる」と発言。
続けて、「じゃあ学童とかにいれば大丈夫か、と思いますけど、埼玉県はこういデータのあります」と、保育園や学童に入れない待機児童がいることにも言及。
埼玉県では、保育所では347人、放課後児童クラブでは1,554人が「希望したのに入れなかった」というデータも出ているそうです。
・合わせて読みたい→宮根誠司、阪神優勝の盛り上がりに言及 「日テレ対TBSみたいに…」
（文／fumumu編集部・星子）