カズレーザー、ジャニーズに“NGリスト”問題で提言 「もう一回ご招待して会見を…」

ジャニーズ事務所の会見で質問させない記者を記した「NGリスト」の存在が取りざたにされる中で、新たに「候補リスト」も浮上。

カズレーザー

6日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、ジャニーズ事務所の会見で「NGリスト」が使われたとされる問題で、新たに“氏名リスト”の存在が浮上した件を取り上げ。

番組出演者のお笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーさんは、ジャニーズ事務所が今後取るべき対応について考察して反響を呼んでいます。


■「NGリスト」のみならず「候補リスト」も

番組冒頭で、2日に行われたジャニーズ事務所の会見に持ち込まれたとされる、質問させない記者を記した「NGリスト」を公開。

中央には会場の見取り図が書かれ、右側に「氏名(指名)NGリスト」、左側に「氏名(指名)候補リスト」という文字が見受けられます。

ジャニーズ事務所側はコンサルティング会社が独断でリストを作ったとのべおり、コンサルティング会社は当初「司会者は(NGリストを)持っていなかった」と説明。

しかし後に、「司会者が(NGリストを)持っていたかどうかは分からない」という回答に変わっています。


関連記事:松本人志、山下智久の退所に「やるせない結末」 ジャニーズの報道に苦言も

■会見はエンターテインメントではない?

経営コンサルタントの唐木明子さんは、「なにをやる時も『なんのためにやるんだっけ』ということは忘れちゃいけないと思います」「記者会見はここでいろんな方が思っている疑問にきちんと会社として答えますという…。エンターテインメントやショーではなくて『疑問に答える』っていう会なので」と指摘。

続けて、「今ジャニーズがやらなきゃいけないことって、きちんと救済と補償をするっていうこと、それからタレントさんを守って日本のエンターテインメントの育成であったり発掘であったり、そういったことを新しい文化の中でやっていく作っていくということなので」とのべ、目的意識を持って運営をすることを推奨しています。


関連記事:高橋真麻、ジャニーズ事務所と被害者救済の組織 「分けたほうがいいんじゃないかと」

■カズレーザー「もう一回会見を開くのが…」

カズレーザーさんは、「どこまで知っていた、リストを持っていたもっていないというのは、なかなか真実を知るのは難しいと思うので…」と前置きをしつつ、持論を展開。

すでに多くの人が提案していると思うとしながら、「NGリストに載っていた方と、指名候補になっていた人を、両方ご招待して、もう一回会見を開くのが一番分かりやすいと思いますね」と提言しています。


関連記事:東山紀之が会見で語った言葉に、元テレビマン「いわば小泉進次郎構文」

■プロの経営者に入ってもらうべき?

フジテレビ報道局解説委員の風間晋さんは、「このリストの良し悪しはもちろんあるんですけど、司会者がこのリストを持っていなかったら意味ないですよね。持ってたか持ってないかの議論をする自体がナンセンスじゃないかなと」と考察。

さらに、「そしてここまで来てしまうと、ジャニーズ事務所は外部から、プロの経営者に入ってもらったほうがいいんじゃないかなという議論というのが、今後ピックアップしてきそうな気がしますね」と予想しています。

・合わせて読みたい→高橋真麻、ジャニーズ事務所と被害者救済の組織 「分けたほうがいいんじゃないかと」

(文/fumumu編集部・星子

カズレーザーが解けなかったクイズ200問【Amazonでチェック】