マッチングアプリで出来た恋人に早くも不満が… 8時間待たされ連絡なし、マメじゃない彼
マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。
リアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力！ 女芸人小出真保の婚活ダイアリー』。
マッチングアプリで念願の彼氏が出来ました。しかし、もうマリッジブルー。それは、私の汚部屋を披露して彼がダメ出ししてきたから。しかも長尺でイキイキと部屋を評論してきました。
もしかして、結婚って息が詰まる？ なんだか合わない連絡頻度。そして、私たち、なかなか結ばれません…
■アンイストールなんて寂しい
「結婚したくない！」とキレて暴れてしまったものの、解散したあとすぐ彼に「ごめんね」とLINEしてしまう私。嫌われたくない。まさに恋する乙女がやりがちな行動をしました。彼からの返事は「こちらこそ、急に行ったのにごめんね」とすぐに謝ってくれました。そうだよ！ 急に来られたら部屋は汚いんだ！ と思ったけれど、今後、あの部屋をどうにかしないと振られるんじゃないか…と不安でした。
それに…あんなに夢中になっていたマッチングアプリ、3日間も放置している。1日18時間もやっていたマッチングアプリ。遊び飽きたゲームソフトみたいな存在になっていて、なんだかかわいそう。
彼氏が出来たってことは、マッチングアプリは、アンインストールするべき。これは当たり前のことですし、そういうものだと思います。しかし…私の手はアンインストールを押せないのです。もちろんもう他の男性に会う気はありません。彼のことが大好きだから。でも、あの毎日ワクワクしていた日々。まるでガチャガチャのように今日はどんな人が出てくるかな？ 一瞬一瞬が輝き私にとっては宝物のような時間でした、なのでアンインストールなんてとっても寂しい。この感覚ってなかなか理解されないのかもしれません。
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■彼の「退会」に号泣
彼と出会ったマッチングアプリDを開いてみました、そして彼のプロフィールを見に行くと…あれ？ ない。写真が消えている。マッチしたページを開いてみると「◯◯は、退会しました」。
なんと、お付き合いしましょうとなった前日に彼はマッチングアプリを退会してくれていたのです。これには感動して普通に号泣してしまいました。ああ、私は本当に良い人に出会ったな。そう思ったのです。なのに、私はそのマッチングアプリをアンインストール出来ませんでした。
理由はやっぱり「おもしろかったから」。こんなおもしろいものを手放したくない。これは、芸人として大切なことだと思ってしまったのです。この件について、次に彼に会った時に了承をもらおうと決めました。
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■運命の人は、早いんですよー！
いよいよ、彼氏が出来たかぁ。久しぶりにちゃんと彼氏が出来たことと、さらにそれが「結婚前提」だということに、ずっとフワフワしていました。
何だかもう家族や友達に話したい！ マリッジブルーだったくせにいきなりテンションが上がりはじめました。いつも気分屋な私。その前に、私がキッチリと報告するべき人。それは、婚活アドバイザー。結婚相談所はいまいちだったし、宿敵、とは思っているものの、たくさんのアドバイスをしてくださり、言うことをちゃんと聞いた部分もあるから彼氏が出来たのかな？ とも思う。電話で改めて報告してみました。
すると「まだセックスしてないんですか？！ 素晴らしい！ 彼、本気ですね！ 今年中に、結婚することになりそうですね！ 運命の人に出会っちゃうと、早いんですよー！」。興奮気味に言われて、え、今年中に結婚？ あ、そうか、それは私が決めたことか、でも…え、どうしようと、また心がざわつきだしたのです。テンションが上がったり下がったり、そんな毎日だったように思います。
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