あの頃の情熱はどこに… 年齢を重ねて約6割が感じた「ある悩み」が切なすぎた
大好きなアイドルや夢中になったアニメ。気が付くとあの頃のような情熱が失われていると思うことはありませんか。
若い頃に夢中になったアイドルやアニメも……。このほど編集部では、年齢を重ねたことで多くの人が抱えている「ある悩み」について調査してみました。
■約6割「年齢を重ねてハマれなくなってきた」
fumumu編集部が全国の10代～60代の男女974名を対象に「趣味」に関する意識調査を行なったところ、全体で60.7%の人が、「年齢を重ねて物事にハマれなくなってきたと感じる」と回答。
その回答の割合を男女別に見ると、女性が57.4%に対して、男性が64.3%と、女性に比べて男性の該当率がやや高い結果となりました。
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■「情熱が起きなくなってしまって…」という声
インターネット上に挙げられている、“ハマれなくなった人”の声をみてみると「若い頃の“寝ても覚めても！”みたいな情熱が起きなくなってしまって…。若い子たちを見ると羨ましくなるときがあります」「昔のようにすごい勢いでハマれるって感覚がなくなってくるし、ハマる作品の傾向とかも自分で分かるから新しいもの吸収しづらいし無になるんだよな～。推し活は楽しいけど老化とともに限界を感じ始めてる…」といった意見が。
また他には「作品に優劣はないはずなのに、やっぱり10代20代の頃の感受性の強さでハマったものはもう超えられないのよね」という声もつぶやかれています。
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■「自分の経験が増えてしまったから」などの意見
そんななか、“ハマれなくなってしまった理由”について「比較する自分の経験が増えてしまったからかなーと。少女漫画みたいな恋愛もの読んでも『いいなあ！』ってならないし」「時間も気持ちの余裕もなさもそうだし、育児してるとそっちに力注ぎがちだし、何より若いと思ってても10年で価値観とか変わって最近の作品の良さがわからなくなってくるのもあるんだろうな…」と分析する人も。
一方で「ある程度いろんな作品に触れていると、絶対的な新しさを感じられるような作品に出会えなくなるんじゃないかな。ある意味では目が肥えてくると言ってもいいのかも。でも、古典とか他ジャンルとか、まだまだ楽しめることはあると思う」といった見解もみられました。
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■40代女性「感情が動きにくくなってきたのかな」
編集部が話を聞いた40代女性は「10年ほど前からアニメキャラの推しができて、同じ映画を何度も観に行ったり、ファンイベントに参加して歓声をあげたり、DVDをコンプリートしたりとそれはもう今までの慎ましい生活が一変するほどの打ち込みようでした」とコメント。
「ところが去年くらいから、グッズが発売されても飛びつくことが減り、なんというか気持ちが乗らないように思います。推しへの熱意は変わっていないと思うので、これは歳を取ったせいで若いときみたいに軽やかに感情が動きにくくなってきたのかなと思っています。こう書くとなんだか悔しいですね」と話しました。
環境や価値観の変化、体調など、ハマれなくなってしまう理由は様々ですが、「まだまだ楽しめることはある」というマインドで過ごしてみることが、あの頃の情熱を取り戻すひとつの方法なのかもしれません。
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■執筆者プロフィール
丸井ねこ：お笑い好きな大阪出身のアラサー女性ライター。
おいしいものに目がなくグルメ記事をよく書いています。YouTubeでレシピ検索をするのが日課。趣味のカメラでご飯の写真を撮るのも好きです。
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（文／fumumu編集部・丸井 ねこ）この記事の画像（2枚）
