いい弁護士を選ぶための5つのチェックポイント

弁護士の選び方について、弁護士が説明します。

弁護士
(TAGSTOCK1/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

法律のトラブルにあったことがない人は、身近に弁護士がいなければ、弁護士の探し方も選び方もわからない場合もあるでしょう。

そこで、弁護士である私の経験上、良い弁護士を選ぶには、どのような基準を持てばいいか、ポイントを5つ考えてみました。

 

①弁護士費用が適正

弁護士に支払う報酬は非常に重要なポイントです。弁護士の報酬の適正値は(旧)弁護士報酬基準が一定の目安になります。

弁護士によって担う役割や仕事の範囲によって、コストも、弁護士の仕事によって生じる価値も異なります。

そこで、依頼すればどういう価値を提供してくれるのか、どういう仕事を具体的にしてくれるのかをじっくり確認し、仕事内容と提供する価値に応じて適正な報酬であるかを確認する必要があります。

報酬が低すぎても弁護士の仕事に対するモチベーションや優先度に影響が出る可能性があり、注意が必要です。

 

②連絡がとりやすい

依頼者にとって弁護士との連絡がとりやすいことは非常に有益でしょう。依頼者にとって弁護士に連絡するときは緊急の事態であることが多いです。

SNSや携帯電話で夜間や休日でも連絡がとれることは、きっと依頼者の役にたつことがあるでしょう。

 

③弁護士が担う役割や内容が明確

弁護士がどんな仕事をしてくれるのか、担う役割や内容も重要です。

弁護士によって各案件の解決方針は異なるため、事前に仕事内容や役割について具体的に確認しておかないと、依頼者の真に求める解決と異なる結果になる可能性すらあります。

依頼しようとする弁護士が依頼者に対して仕事内容や役割について明確に説明している場合には、依頼者は安心して案件を任せることができるでしょう。

 

④依頼者の要望や感情を理解している

弁護士は依頼者の問題を解決することが仕事です。解決する問題の範囲は各弁護士の考え方次第で異なります。私は、弁護士が解決すべき問題はもちろん法的な問題だと考えます。

ただし、本質的には、依頼者の要望や感情を理解して、今依頼者が抱えている根本的問題はなにかを探求し、その問題について、法律を使って解決することが弁護士の仕事だと考えています。

依頼者の立場にたつと、こういう姿勢をもっている弁護士は依頼しやすいと考えています。

 

⑤依頼者を導く力がある

弁護士は当然依頼者の利益のために働く職業ですし、基本的には依頼者の指示に基づいて仕事をします。しかしながら、弁護士は、問題の渦中にある依頼者が時折陥る間違いや誤った価値観、すべきでない行動、短期的な利益追求、一方的な意見や主張を正す役割も果たさなければなりません。

依頼者の抱える問題や要望、感情を総合的に理解した上で、依頼者の真の要望や目的に応じた最適解を、長期的な目線や公平な価値観をもって考案し依頼者を導くことが必要です。

依頼者にとってはこのような姿勢をもった弁護士は非常に心強い存在といえるでしょう。

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(文/レイ法律事務所松田 有加(弁護士)

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