愛らしい姿だったはずが徐々に片鱗をあらわし…。動物を保護する際はこんな注意点もあるよう。
「子猫」を保護した女性の身に起こった出来事を『The Sun』など海外メディアが報じました。
■子猫の正体は「肉食のボブキャット」
海外に住むある女性は、道端で捨てられていた子猫を自宅に連れて帰り、食べ物など必要なものを与え、一時的に保護。
その後ペットして一緒に暮らすようになりますが、子猫が成長するにつれてミルクではなく、生肉といった“血の味”をほしがるようになっていることに気付きます。
その変化から、子猫の正体がネコ科オオヤマネコ属に属する「ボブキャット」であると気付いた女性。ボブキャットは、成長すると15キロを超えるものもいるなど、がっしりとした体つきで、かつ“肉食”。
一緒に暮らすことは危険と判断した女性は、“子猫”を動物園で飼育してもらうことに決めました。
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■動物園で飼育されることに、その後…
動物園に送られたあとのボブキャットは、当初は飼育員から餌を与えられても食べようとせず「常に暗い表情をしていた」と突然引き離されたことに意気消沈だったよう。
その様子に、ボブキャットを見た人たちは「飼い主を恋しがっている」「幸せな時間に戻りたいんだ」と感じる人もいたほど。
時を経て、元飼い主の女性が同園を訪れますが、ボブキャットは女性のことを覚えているのか、大きな体で甘えるように女性の体にすり寄ります。
TikTok上に公開された元子猫と女性の再会シーンでは、大きなボブキャットが女性の腕に抱かれ、キスされている様子が。
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■「黒ヒョウ」をペットとして迎え入れたケースも
この動画を目にしたユーザーからは、女性がボブキャットを動物園に送ったことは果たして正しかったのか議論が勃発。あるユーザーからは「わたしなら動物園には入れないし、飼うよ」といった声も。
なかには「家庭で一度育った動物にとって動物園は刑務所のような気がする」と考える人もいるよう。
一方で、女性の判断を指示するユーザーも多く、ボブキャットが今もなお女性に懐く姿に「とっても素敵!」と称賛する声も寄せられています。
なお、海外ではこのボブキャットのように、捨て猫を拾ったつもりが正体は「黒ヒョウ」だったというケースが過去に発生。
この飼い主はペットして迎え入れた結果、いまは黒ヒョウと愛犬が仲良く暮らしているといいます。
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■執筆者プロフィール
黒木ゆず:大阪在住、飲み歩き大好きライター。
お笑いライブとELLEGARDENとハリポタが生きがいです。
翻訳ネタのために、日々、海外のとんでもエピソードをチェックしています。
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)