別府ひき逃げ指名手配犯を殺人罪で告訴 カズレーザー「どういう風に情報提供を…」
バイクの大学生に故意に車をぶつけ、死傷させた疑いがかかるひき逃げ事件。指名手配犯を被害者遺族が殺人容疑で刑事告訴。
22日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、大分県別府市で起きたひき逃げ事件の被害者遺族らが、27歳の容疑者を殺人容疑で刑事告訴したことを報道。
道路交通法違反としては初の全国指名手配になったこの事件を受けて、メイプル超合金のカズレーザーさんは「いろんな情報が集まるといいなと思います」と捜査の進展に期待を寄せました。
■凶器を車に変えただけの殺人?
昨年6月大分県別府市で起きたひき逃げ事件で、容疑者は信号待ちのバイクに軽自動車で追突し逃走。バイクに乗っていた大学生が死亡し、もう1人の大学生も怪我を負いました。
負傷した大学生の証言によると、被害者は事前に容疑者にいいがかりをつけられており、故意に車をぶつけた疑いも。
亡くなった大学生の父親は「これは殺人であってただのひき逃げじゃないと…凶器を車に変えただけで」と怒りを滲ませており、遺族らは別府警察署を訪れて容疑者を殺人罪で告訴しました。
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■防犯カメラには裸足で走り去る映像も
告訴状で遺族らは、「容疑者が故意にはねて殺した可能性が高い」と訴えており、道路交通法違反から容疑を切り替えるよう求めています。
容疑者は時速80キロのスピードで追突し、現場にブレーキ痕や避けようとする形跡はなかったとのこと。番組側が取材をした元刑事は「現場の状況からしたらわざと、故意、過失ではない」と分析しています。
容疑者が逃走する様子は防犯カメラに収められており、裸足で走り去る異様な様子が見て取れます。
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■カズレーザー「情報の少なさ」に驚きも
ひき逃げには7年の時効がありますが、殺人罪に時効はありません。元刑事によると指名手配犯を探す際に着目する特徴は「耳と目」とのことで、「指名手配捜査で重要なのは全国からの情報」「全国の方々が捜査員の目や耳となって」と訴えています。
カズレーザーさんは「今の時代、2022年から1年以上経っている事件で、今これだけ防犯カメラとか個人がカメラとか持っているのに、これだけ情報が少ないっていうのがまず驚きますよね…」と、素朴な疑問を口にしています。
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■似た人を見たら「110番が一番早い」
続けてカズさんは、「当日の逃走経路も300mですか? かなりの距離が分かっていてそこから先が分からないって…」「いろんな情報が集まるといいなと思いますけど、こういう情報っていうのはどういう風に提供するんですか? 最寄りの警察署でいいんですか?」と質問も。
元刑事は、「そうですね、目の前によく似たのがおったら、110番が一番早いです。過去情報であれば別府のひき逃げの捜査本部に電話してほしいと思います」と回答。
今回の指名手配では、逮捕につながる有力情報の提供者には最大300万円が支払われ、さらに遺族らは最大500万円の私的懸賞金を出すと表明しています。
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(文/fumumu編集部・星子)