宮根誠司、ジャニーズ社名変更報道に私見 「欧米なんかは本当に厳しい…」
ジャニーズ事務所の社名変更について「こういう名前に決まりました」なのか「社名を変えることに決まりました」なのかはまだ不明?
19日放送の『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)で、ジャニーズ事務所が社名変更を示唆する声明を発表したことを報道。
司会を務めるフリーアナウンサー・宮根誠司さんは番組内で、同事務所から出された報告内容を踏まえて私見をのべました。
■タレントが海外進出する際の影響も
ジャニーズ事務所が、故・ジャニー喜多川氏による性加害を認めて謝罪をしたことを受け、従来の事務所名を使い続けることに対しても厳しい意見が寄せられています。
宮根さんは所属タレントのCM起用を見送る企業が相次いでいることを受けて、「名前を変えるっていうことで、中にいるタレントさんとか働いている社員の方の潮目が変わるっていうか、一番分かりやすい?」と、記者・キャスターの小西美穂さんに問いかけ。
小西さんは同事務所がジャニー喜多川氏の名前を冠していることに対し、「今まではジャニーズってブランドでしたし、キラキラしていたけれども、今やそうではないですよね。犯罪者、そして子供への性加害の犯罪者の名前ですよね」「タレントさんも、これから海外進出する時に、ジャニーズってついていると…忌み嫌われます、子供への性加害は」と、海外での影響の大きさを示唆しています。
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■性加害「欧米なんかは本当に厳しい」
続けて小西さんは「タレントさんの中からも『変えてほしい』という声が出てきてもおかしくないと思うんですよね」と、今後タレントが活躍する上での弊害にも言及しています。
宮根さんも、「日本でももちろん性加害っていうのは許されることではないんですけれども、欧米なんかは本当に厳しいですからね」と発言。
企業の危機管理の専門家も「そうですね本当に厳しいです。欧米の声からすると、会社の存続も危うくなるレベルではないかと」と話し、名前を変えないことは「考えられないと思います」と断言しています。
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■長谷川まさ子は「対応が早くなっている」
芸能リポーターの長谷川まさ子さんは、取材する上で同事務所の対応が早くなってきているとのべ「社名についても『こういう名前に決まりました』という発表なのか、それとも『社名を変えることに決まりました』なのか、どちらかはまだ分からないんですが…」とコメント。
さらに「もしちゃんとした名前が出て来ないにしても、そうやって少しつづでも情報を出していく、変わっていくっていう方向性を示していくのはいいことなんじゃないかな、と思います」と、事務所の姿勢に理解を示しています。
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■宮根、10月2日の会見に注目
小西さんは、ジャニーズのタレントに対し「本当に優秀な、能力があるタレントさんがいっぱいいらっしゃって、そういう方々が早く自由に活動をしやすい、自由に活動して競争ができるように」「今回を期に移籍する人が出てくるかもしれないですよね」とのべ、日本のエンタメ界の活性化にも期待。
宮根さんは「10月2日の会見、これにまず注目したいですね」と発言し、長谷川さんも「仕事をしているタレントの方が仕事をしやすくなるように、少しづつでも変わっていくといいなと思います」と期待を寄せました。
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(文/fumumu編集部・星子)