武尊、フランス試合の計量で相手選手が“衝撃の行動” 「体重オーバー」に反論し…
極限状態で計量会場に到着した武尊さんですが、海外ならではの洗礼が待ち受けており…。
13日放送の『これ余談なんですけど…』(ABCテレビ・ABEMA)に、キックボクサーの武尊選手が出演。
今年6月に開催されたフランス試合にまつわるエピソードを語りました。
■相手が体重計を取りに行く「1時間待たされた」
フランス・パリで行なわれた「Impact in Paris」の復帰戦で、”欧州最強”と呼ばれるベイリー・サグデン選手を相手に見事KO勝利を果たした武尊さん。
試合前の計量では、開始時刻になっても設営が終わっていない会場、用意されていた体重計は家庭用のものなど、海外ならではの適当さにまず衝撃を受けたそう。
さらに相手選手は“1キロの体重オーバー”にもかかわらず「この体重計はおかしい」「さっき自分で量ったらクリアしてた」と反論。
結果、相手側が自前の体重計を持ってくる間「1時間待たされた」といいます。
当時は計量のために「脱水でカラカラ」だった武尊さんですが「そっちの体重がクリアするまでは水を飲むなって言われて」と極限状態のなか、待たされるはめに。
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■結果は「まだオーバー」、さらに体重計は“極細”
MCを務めるお笑いコンビ・かまいたちの濱家隆一さんが「向こうがチャンピオンやから通るってことですか?」と尋ねると、武尊さんは「いや、わかんないですよね。でもアウェーはありましたね」と回答。
また1時間かけて自前の体重計を持ってきた相手選手ですが、武尊さんいわく「量ったんですけど、まだオーバーしてたんですよ(笑)」と結果に変わりはなかったそう。
かまいたちが「なんやねん!」「そのときの顔見てみたい」とツッコミを入れるなか、武尊さんは「(相手は)ちょっと怒ってました」と回顧。
さらに相手側の体重計は「かかとつけれるんじゃないか」「細さこれぐらい」と極細タイプだったそうですが「ちゃんとタニタ製だったんで(笑)」と性能は信頼性があったと話しました。
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■王者になるも“予想外の展開”に困惑?
ひと悶着あった計量ですが、相手選手は再計量までに体重を落とし、なんとか試合は成立。しかし試合当日も「開場時間の時点でまだリング設営」「試合も1時間くらい遅れて」とルーズさは変わらず。
現地ファンは自身のことをほとんど知らないアウェー状態のなか、勝利を果たす武尊さんですが、世界タイトルのベルトを巻かれる場面で驚きが。
「ベルト巻かれて『やったー』って思ってたら、なんかわかんないですけど、もう1本きて」「2本獲得した(笑)」と事前になにも聞かされていなかった2本目のベルトを獲得する展開に。
放送では突然巻かれたベルトに困惑する武尊さんの映像が流れ、スタジオに爆笑が巻き起こりました。
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■執筆者プロフィール
黒木ゆず:大阪在住、飲み歩き大好きライター。
お笑いライブとELLEGARDENとハリポタが生きがいです。
翻訳ネタのために、日々、海外のとんでもエピソードをチェックしています。
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)