宮根誠司、財界トップの“ジャニーズへの苦言”に驚き 「ここまで言うのかって…」
ジャニーズ事務所の性加害問題に、経済同友会・新浪剛史代表幹事が「真摯に反省してるのか大変疑わしい」とバッサリ。
13日放送の『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)で、ジャニーズタレントの広告起用見直しが相次いでいることを報道。
司会を務めるフリーアナウンサー・宮根誠司さんは番組内で、経済同友会・新浪剛史代表幹事の言葉に言及しました。
■ジャニーズCM起用を見送る企業相次ぐ
ジャニーズ事務所が故・ジャニー喜多川氏による性加害を認めたことを受けて、所属タレントのCM起用を見送る企業が増加しています。
大手企業の花王も、現在放送中のCMやポスターをすみやかに中止すると発表し、「性加害の問題は花王人権方針の基本的な考えかたに反します。また、ジャニーズ事務所の所属タレントを起用した広告等により、様々な思いを抱かれる方もいらっしゃると思います」という声明を出しています。
さらに同番組は、伊藤ハム、日本マクドナルド、第一三共ヘルスケア、カルティエなどの方針も紹介し、広告起用見直しが続く状況を伝えました。
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■財界トップ「大変疑わしい」と断罪
スタジオの宮根さんは「とくに、昨日の経済同友会の新浪剛史代表のコメントは大変厳しいコメントですよね…」とのべ、フリップで紹介。
財界トップの新浪さんは、「今回謝罪があったが、現体制でチャイルドアビューズ(児童虐待)がこのような形であったことに対して、真摯に反省してるのか大変疑わしい」とキッパリコメント。
ジャニーズ事務所の調査内容やそれに対する対応が不十分なものであると指摘し、「ジャニーズ事務所のタレントを起用することはチャイルドアビューズ(児童虐待)認めることになり、国際的には非常に非難のもとになる」と懸念しています。
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■タレントに関しては「他の事務所に移るとか…」
続けて新浪さんは、「一方でタレントの方々には心苦しいが、他の事務所に移るとか色んな手があるのではないか」、とタレント個人の活動についても言及。
宮根さんは「もうこの最後は『ここまで言うのか』って思いますけど、今回の体制が今回、児童虐待があったことに対して『真摯に反省しているのが大変疑わしい』と、これはだから、あの会見では、真摯に反省しているのか分からない、とまで言及されているんですね」と新浪さんの真意を考察しています。
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■宮根「どうしたら変わったと思えるのか」
続けて宮根さんからは、「逆に言うとね、ジャニーズ事務所が本当に変わったな、って企業さんが思う、世界が、世間が思うには何が必要なのか。ジュリー社長が株100%持っていることが問題なのか」「どうしたら変わったと思えるのか」という疑問も。
専門家は、「社長、経営者には外部からちゃんとした方を入れる。株式も少なくとも51%以上を外部の方が持ち、同族経営から脱する」「被害者の補償を満たす」という2点をあげており、今後の事務所の動向に注目が集まっています。
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(文/fumumu編集部・星子)