歯の色が特徴的な「海狸」。あなたはどんな動物か分かりますか?
■「海狸」ってどんな動物?
fumumu編集部が全国の10代~60代の男女933名を対象に「海狸」について調査を行なったところ、「カピバラ」と読むと答えた人が全体で24.1%。続いて、「アライグマ」と読むと思うと回答した人12.2が%でした。
ちなみに「カピバラ」を漢字で書くと「水豚」、「アライグマ」は「洗熊」もしくは「浣熊」と書きます。
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■正しくは「ビーバー」
なお、「海狸」を指す動物は「ビーバー」。編集部の調査では全体で63.6%の人が正しく回答していました。
「海狸」は「うみだぬき」もしくは「かいり」と読みます。
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■生まれつきの本能でダムをつくる
『デジタル大辞泉』(小学館)によると、ビーバーは齧歯(げっし)目ビーバー科の哺乳類。体長74cm、尾長30cmくらいの大きさをしていて、目・耳は小さく、尾は上下に平たくうろこで覆われ、後ろ足に水かき、撥水・保温性に優れた体毛を持っているのが特徴です。
川や湖に住み、かじった木や石を使ってダムを築いて水をせき止め、できた池の中央に安全なすみかを作ります。ヨーロッパ・北アメリカに生息していますが、以前、ビーバーの毛を使った高級なフェルトハットが流行して乱獲されてしまったため、生息数は少なくなっています。
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■ビーバーの歯はオレンジで伸び続ける
直径15cmの木を10分ほどで倒せてしまうほど強いビーバーの歯は、オレンジ色をしています。木に含まれている鉄分が歯に沈着することで変化していくため、生まれたてや、小さいころは白色。
また、ビーバーの前歯は無根歯と言って一生伸び続けるため、上下の前歯を擦り付けて自分の歯で自分の歯を削ることも。こうすることで、穴をあけたり溝を刻んだりするのに用いる工具「のみ」のような形になるため、木が削りやすくなるのだとか。
日本でも動物園などでビーバーを見ることができます。気になるかたは、せひ1度会いに行ってみてはいかがでしょうか!
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■執筆者プロフィール
丸井ねこ:お笑い好きな大阪出身のアラサー女性ライター。
おいしいものに目がなくグルメ記事をよく書いています。YouTubeでレシピ検索をするのが日課。趣味のカメラでご飯の写真を撮るのも好きです。
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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ)