アンミカ、ジャニーズの社名変更問題を考察 「一緒に仕事をする上でも口にする…」

ジャニーズ社名問題で「一緒に仕事をする上でも口にするっていうこともまた私達が被害者の方を刺激することに…」と懸念。

アンミカ

11日の『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ系)で、ジャニーズ事務所の社名の継続・変更問題について報道。

モデルでタレントのアンミカさん、は同社タレントの苦悩に理解を示しつつも、社名継続は「おかしいです」とキッパリ言い切り反響を呼んでいます。



■アンミカ「性犯罪者ですよね」とバッサリ

今月7日にジャニーズ事務所は記者会見を開き、創業者で元社長のジャニー喜多川氏の未成年に対する性加害を認め謝罪しました。

同番組では、ジャニーズWEST・中間淳太さんが事務所名称を「1人の人間としては変えるべきだと思います」と発言したことなどを紹介し、今後の事務所側の動向を考察。

アンミカさんは、「私はやっぱりジャニーズに夢を持って、希望を持って来た子供たち『絶対的弱者』を、立場的に強い大人のジャニーさんが『心の殺人』と言われる性加害を…私達には想像もできない数と言われていますけれども、子供達にしてしまったということは、性犯罪者ですよね」と断罪。

さらに、「その名前をつけている会社というのは、世界的に見ても、被害者の方を刺激するというふうにみても、おかしいです」と、キッパリ言い切っています。



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■ジャニーズアイランドは「ジャニーさんの楽園」?

続けてアンミカさんは、「ずっと私達が看板がそのままだと、一緒に仕事をする上でも(社名を)口にするっていうこともまた私達が被害者の方を刺激することにも加担をしてしまう」と、共演者としての逡巡にも言及。

また、「今、自分の実力でがんばってファンの方に力を与えているタレントさんも、こうやってずっとコメントを出し続けていかなくてはいけないということにもなる」と、ジャニーズ所属タレントの立場も慮っています。

新社長の東山紀之さんがジャニー氏の行いを「鬼畜の所業」と評したことにも言及し、「そう思うのであればその看板を掲げているのは…とくに『ジャニーズアイランド』というのが、『ジャニーさんの楽園』だという言葉になります。そこで子供たちが育てられていることを考えたとしても、健全ではないんじゃないか」と提言しています。



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■社名変更は被害者救済の一歩か

一方で、「ただ、関ジャニ(∞)さんとか、ジャニーズWESTさんとか、グループ名に入っているタレントさんの苦悩というのもものすごく分かります」と、同事務所所属のタレントの苦しい立場にも言及。

タレント個人には共感を示した上で、「今は性加害を認めたのであれば、救済と補償はセットですし、そこに向かっていくことがみんなの救いになるという位置だから、被害者のことを考えたとしたら、今は一丸となってそこ、社名をどうするかということに取り組むべき。そこが被害者救済の一歩でもあるんじゃないかと私は思います」と、持論をのべています。



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■弁護士は「変えざる得ないのでは」

司会の宮根誠司さんは「東山さんも(社名は)エネルギー・プライドだと思っているけれど、社名変更は検討する余地がありますとおっしゃっています…」と、会見でのコメントを紹介。

専門家である弁護士は、ジャニーズという名前にブランド価値や経済価値はあるものの、取引する相手が「世界・社会・エンドユーザー・株主」の目を考えざる得ないので今後取引が難しくなり、企業を存続させるためには「変えざる得ないのでは」と分析しています。

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(文/fumumu編集部・星子

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