『ハリポタ』第1作目で「結末を暗示していたシーン」が話題に “あのセリフ”で…

誰もがイライラしたシーンにまつわる噂。第1作目にして暗示していたのは…。

『ハリー・ポッター』
(引用:『Amazon』より)

世界的に大ヒットを記録した、人気ファンタジーシリーズ『ハリー・ポッター』の第1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』。

主人公のハリー・ポッターと、魔法薬学を教えるセブルス・スネイプ先生の“あのシーン”にまつわる噂が話題となっています(※ネタバレの要素が含まれます)。

『LAD BIBLE』など海外メディアが報じました。



■魔法薬学の初授業でハリーが質問を受けるシーン

注目を集めているのは、ハリーが魔法薬学の授業を初めて受けるシーン。

授業中、ハリーを指したスネイプ先生は「アスフォデルの球根粉末にニガヨモギを加えるとなにになる?」と尋ねますが、ハリーは「わかりません」と回答。

その後も次々と難問を振り、答えられないハリーを蔑むような態度を取ります。

一見イライラするようなシーンですが、じつはこの質問に「ある意味」が隠されていたのではないか、という噂が流れているよう。



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■第1作目にして「スネイプの秘密」を暗示?

同シリーズの海外ファンが示唆したのは、スネイプ先生の質問に含まれた「アスフォデル」と「ニガヨモギ」の言葉。

アスフォデルは「ユリ(英語でリリー)科の一種※旧分類」で、ビクトリア朝時代の花言葉によると「後悔は墓場までついてくる」。次に「ニガヨモギ」ですが、花言葉は「不在」を意味。一般的に「離別と恋の悲しみ」を象徴するといいます。

それらを考慮すると、この質問に込められた意味は「わたしは(ハリーの母)リリーの死を痛烈に後悔している」。

スネイプ先生が生涯をかけて愛したハリーの母親、リリーの存在。第1作目の時点にて、その旨を暗示する要素がちりばめられていたといいます。



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■現実でもスネイプだったアラン・リックマン

シリーズ終盤では、身を盾にしハリーを守ろうとしたスネイプ先生の愛が明かされますが、演じていた俳優のアラン・リックマン(2016年に惜しまれつつ死去)は、シリーズ撮影中に唯一、結末にまつわる情報を聞かされていたことでも話題に。

HBO Maxで配信された映画『ハリー・ポッター』シリーズの再会特別番組にて、ハリー役を演じたダニエル・ラドクリフは「リックマンだけだよ」「クリス・コロンバス監督にも誰にも言わなかった」と語っています。

著者のJ・K・ローリングに聞かされた情報を監督含め、誰にも明かさなかったリックマン。物語でなく、現実でもスネイプを貫いていたようです。



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■執筆者プロフィール

黒木ゆず:大阪在住、飲み歩き大好きライター。
お笑いライブとELLEGARDENとハリポタが生きがいです。
翻訳ネタのために、日々、海外のとんでもエピソードをチェックしています。

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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず

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